突然の休校。
「イェエエエエイ!!」と、久々にサンシャイン池崎がお茶の間に帰って来たのかな?と見紛うほどの小学生のハイテンションに反比例して、親の方はまったく心が落ち着かない毎日ですね。
みなさま、いかがお過ごしですか。
休校は神様からのプレゼント!?
我が家は「学校なし」「習い事もほぼナシ」という降って湧いたような空前絶後のお休みに加え、ファミリー系のイベントやコンテンツ企画を生業とする私の仕事も、3月いっぱいはほぼ全てキャンセルになり(4才からのアートスクールは開講中!)、放心状態を通り越して早々に開き直りました。
そして、このコロナブルドーザーでいきなり更地に戻されて、ぺんぺん草も生えないようなまっさらな1週間を過ごして、気づいたこと。
「今までの小学生のスケジュール、忙しすぎた?」
「これは…もしかして神様がくれた時間なのかもよ。」
わりと何でもポジティブにとらえる息子(小6)と相談しながら、オリジナル時間割を作りました。
この度の休校措置を受けて、様々な教育系のツールやサービスがぞくぞくと無償でオンライン提供を始めています。さらに漫画などのエンタメ業界まで・・・!ゴクリ。
これは、かつてない事件!といっても過言ではないほどのお得なスーパーバリュー期間なのではないでしょうか。
とりあえず最初の1週間は、オンライン系を攻めてみることに。
数あるサービスの中でも、息子が好きなものを自分でピックアップしました。
1・2時間目は朝の会
【ムラちゃんのYoutube学園】からムラちゃんの朝の会。
平日8:15〜10:20頃まで毎朝、ライブ配信してくれます。
今は1クラスぐらいの心地よい人数でコミュニケーション(チャット)を取りつつ、ゆるく時に鋭く進められる「朝の会」。
「ああ、そういえば私、学校では先生の雑談が一番好きだったな〜」なんてことを思い出しながら、息子の隣でコーヒー飲みながら聞いています。
「今日は何曜日だっけ?」なんて生活のリズムが狂いまくっている小学生必見!
新型肺炎コロナウイルスって何ですか?など、小学生&大人にもわかりやすく解説してくれる他の動画もオススメです。
3・4時間目は探究でインプット
息子が運命的な出会いをした探究学舎の持つ、鉄板コンテンツを代表の宝槻泰伸さんことやっちゃんや、元高学歴ニートのピカ、元熱血小学校教諭タロちゃん、現役数学教師で吉本芸人のタカタ先生、などの選りすぐりのスーパー講師陣たちが魂を込めて毎日お届けしています。
これはもう、全小学生と全保護者(仕事中で観られない人は帰宅後)に一度でいいから観てほしい。
初めて観る人は、おそらくびっくりするんじゃないかと思うんですよ。熱すぎて。
実際に、私がオススメしたお家からは「先生が泣いて、子どもたちがビビってた・・・」という感想をいただきました(笑)。
でもね。
こんなに熱く教えてくれる先生に、今まで会ったことある?
吉田松陰を。チャップリンを。
リアルでもオンラインでも、良い先生たちに巡り合えること、その稀有さ。それがいかにラッキーなことか。
まずはそれを感じてほしいのです。
経緯とか舞台裏はこちらがわかりやすいです。
番外編
水曜の1コマ目に入っているのは、アウトプット型探究学習 a schoolのおもしろ算数。(これ黒板の書き間違いで、実際は月・火・木開催です。)
Zoomを使って少人数制の授業を展開してくれます。
予約時にPeatixのアカウントが必要ですが、おもしろ算数、パズル算数、YouTuber作戦会議など、字面だけでもワクワクな講座が、これまた無料で提供されます。
現在すべて満席なので、追加講座が待ち遠しいところ。
5・6時間目はアウトプット時間。
今、絶賛「ゲーム実況動画作り」にハマっている息子は父のお古の2013年製のMacBookにまずはfortniteをインストール。それだけで20時間。
さらにフリーのキャプチャーソフトを探して試行錯誤(5時間)
音声の不調や画像のカクツキと格闘(5時間〜)・・・
やっとの思いで、トークを録音できるようになったはいいが
「自分はフリートークがまったくできない」ことに気づいてシナリオを準備。(気づくん遅いわ)
さらに、作った動画を見て自分の滑舌の悪さに絶句。(気づくん遅いわ part2)
これ、平日のスキマ時間では、まず全然時間が足りなくてできない。
いちいち私も「インストール失敗したようううう」とか「パソコンの容量が全然足りないよううう」などのヘルプ(泣き言)にも付き合えない。
かといって、週末は週末で「どっか行きたいね」と外へ飛び出してしまう。
まさに、今までやってみたかったけど時間がなくてできなかったことをやっております。
あとは、学校から配布されたプリントをやったり、無料公開中のドラゴン桜を「こ、こんなおもしろい漫画があるなんてしらなかった!SUGEEEEEEE!」と夢中で読んだり。
近所の友達とカタン大会をやったり、父の仕事を手伝ったり、水曜日は晩ごはんを担当したりもしています。
週末は「移動教室」と称して、エアビーを利用して一度住んでみたかった街に住んでみる。というチャレンジを家族でやってみました。
これもなかなか面白かったので、また別に機会にまとめます。
休校中の小学生たちが羨ましい!
この、神様のくれた時間。
みなさんはどんな1週間を過ごしたかな?
これまでやってみたかったことに夢中でトライするも良し、気になってた漫画を全巻一気読みするのも良し。
あえての、なーーーーんもしない時間にして、天井の節の目を数えるも良し。
コロナ騒ぎは不安だけれど、こんな時代にこんな自由な時間をゲットした君たちが、かあさんは正直うらやましいです。
みんなの休校時間が、最高の時間になりますように。