朝、起きるとかたわらで眠っているレンの呼吸がなんだか苦しそう・・・タンがつまってるみたいに喉のあたりがごうごうと鳴っている、と思ったとたんにゲボッと昨夜飲んだ乳を吐いた。
あらら、どうしよう。
とりあえず落ち着くまで背中をさすって様子をみる。
ほどなく落ち着いた。よかった。
吐いたから、お腹がすいたでしょとまたオチチを飲ませてみる。すると、今度はドバーーーーーーッと景気良く、噴水のように吐いた。すごい量!布団も毛布もレンもわたしも乳まみれになった。漫画だったら乳の中に目がふたつあって、ぱちくり。という感じ。
こりゃいかん!と外で一服していたウンポコさんと連れ立ってかかりつけの病院へ駆け込む。いつになくグッタリしているレン。容態を伝えて、すぐ診てもらえると思いきや1時間待つとのこと。たしかに待合室にはたくさんの病気の赤ちゃんであふれている。困った。。。パッと見、元気そうなんだけどすごい量吐いたんだってばー噴水みたいになったんだからぁーと思うが、実はそれって赤ちゃんにはよくあることなんだろう。
思えばレンはたぶん結構丈夫なほうで、これまで病気らしい病気もした事がない。吐いたこともなければ、熱さえ出たことがなかった。そのおかげで親のわたしたちの方がまったく病気慣れしておらずこの状況にあたふたと戸惑うばかり。診断結果は「お腹の風邪で、胃が弱っています」とのこと。
家に帰って人生初の(私自身もされるのもするのも初めて)座薬をいれられて、レンはすやすやと眠っている。初めて気が付いたんだけど、赤ちゃんのおしりの穴ってすっごい小さいのだ。もう申し訳ないほどに小さくて、その小さい穴にぷすっと座薬をいれるのが本当に申し訳なく、慣れていないので何度も押しては戻り押しては戻りを繰り返し、心の底から申し訳なかった。
はやく良くなりますように。
噴射!
2008年10月3日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用
代表 平野聡子 / satoko hirano
初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。