ここ最近、何が大変かって動きたくて仕方無いレンのオムツ換えほど苦労することはない。
特に近頃は汚いお話ですが、う○ちがゆるかったりするので換えてる最中に暴れられたりするともうそこは地獄の3丁目。下にタオルを敷いて予防するのだけど、よりによってタオルを敷いていないとこに爆弾を投下するのがお好みみたい。
そこで大活躍するアイテムが、これだ。
これをかけると一瞬「え？このひと誰？」って感じになってレンの動きがピタリと止まるのです。冗談みたいだけど効果テキメン！素早くサングラスをかけて、レンの動きが止まっている間に無言で（声を出したらバレるから）ササッとオムツをチェンジする自分ってなんか爆弾処理班みたいでかっこいいかも。と、かなり妙な方向へ向かっていく2008年・秋のわたしです。
これ、もっとオシャレなアイウェアにして外でもかけられるようにすれば流行るかも？家用（効果重視）と外出用（オシャレ重視）と2つあればさらに良し！みたいな売り方で・・・でも今のこれじゃあ、まだ人様には見せられないわ～などとアレコレ考えながらお風呂に入った。
レンも一緒にゴシゴシ洗って完了。さて、あがってオムツをはかせようとするとまた逃げる逃げる！遊んでると思ってるのかキャッキャッと笑いながら素っ裸で布団のほうへ逃げていく。そういえばあいつは今日、お腹がゆるかったはず・・・洗い立てのシーツの上に今、漏らされたら大変！と焦って追いかける。もちろんわたしもまだ裸だけどそんなこと構ってられない！
は、早くオムツを！そうだ例のサングラスを！！とサングラスをかけた途端にレンは狙い通り「え？誰！？」という顔で固まった。シメシメ・・・
わたしがしたり顔でオムツに手をかけたところに「ただいま」とウンポコさんが帰って来た。そこで彼が目にしたものは、妙なサングラスだけを身につけ（本人は爆弾処理班気取り）裸でもくもくとオムツを換える無言の女と魔法をかけられたかのようにピタリと動きをとめて、その女をじっと凝視している裸の赤ん坊の姿だった。
この家は一体どうなってしまったのだろう、と思ったのかいったん開けたドアをまたパタン、と閉められた。こういう展開って舞台っぽいな。などと妙に冷静に思うわたしであった。
