こんにちは!
変なタイトルで失礼します。
Milk blogがリニューアルにつき終了、ということでついに最後の更新となりました。
ご挨拶はのちほどさせていただくとして、先月開催されましたFANTASY PHOTO PARTY vol.4今回も、大変な盛り上がりを見せましたので、レポしていきますよ!
FANTASY PHOTO PARTY vol.4 レポート
8/20(土)FANTASY PHOTO PARTY @speak spark tokyo 2016 世田谷ものづくり学校。
朝からゲリラ豪雨だったこの日。
漫画みたいに頭のてっぺんから爪先までずぶ濡れになってしまった、私。
貞子ばりに会場の裏口からプラスチックケースを持って転がりこむように搬入したところ、スタッフの方になぜか、参加者と間違われて
「あ、当日チケットはこちらです!」
と、案内されそうになった(そんな参加者いる?ねぇ、どんな鬼気迫った状況?)ハプニングを乗り越えて、 なんとか無事に設営できました。
今回は、1畳ハウスさんにご協力いただき、会場内に可愛いフォトブースが登場!
制作する箱も、1畳ハウスにあわせてひとつひとつ家型に手作りしました。
そして、朝の不安なお天気にかかわらず、沢山のキッズが参加してくれましたよ。
今回も、個性が爆発のすごい力作ぞろいです。
さっそく紹介していきましょう!
01:くものうえのパティシエ
作者:やえちゃん、なるちゃん
どうですか!この可愛いおんなのこワールド。
甘い甘いキラキラケーキに、可愛いパティシエ。女の子の夢がつまっています。
もちろん、ピンクのパティシエ帽子も泡立て器も手づくりです。
雲の上にこんな、かわいいケーキ屋さんがあったらいいなあ。
15年前にお空にいった愛犬のプードルも、こんな素敵なケーキ屋さんがあったら、さみしい思いしてないだろうな、、、
なんて、余計なことをつい考えてしまいます。
え?雲の上ってだけで、別に天国じゃない…?
雲の上に住んでる存在ってことかな?ドリフにおけるカミナリ様的な?
・・・細かいことはともかく、今回のワークショップに参加することが決まってから、彼女たちはずっと「こんなの作りたい!」と考えて来てくれたそうです。
その気持ちがもう、一等賞ですよ♡
ありがとうございました!
02:サッカーの国
作者:りゅうせいくん&ゆづきくん
この躍動感!55番の彼の、イキイキとした表情を見てください!
すごくいいでしょう?
兄弟で、ボールとユニフォーム持参で参加してくれました。
後ろ姿のお兄ちゃんは、今6年生なので、兄弟でオソロイのユニフォームを着るのは今年で最後だそう。。。
「記念すべき1枚になりました!本当にありがとう。」とお母さん。
仕事から帰って、夜遅くお母さんは何度このユニフォームを洗濯したでしょう。
何度、このユニフォームの背中を応援したことでしょう。雨の日も、風の日も。
どんな想いで、月に座っていることでしょう。
もう、、、泣いてもいいですか。
すいません、過剰に感情移入しちゃって。
そんな記念すべき1枚のお手伝いができて、心から嬉しい!
こちらこそほんとうにありがとう!
03:りっくんの恋
作者:りっくん、しゅうちゃん、うーちゃん
これは、もしかして・・・!
99年の名作・ウディ・アレンの「ギター弾きの恋」のパロディ!?
ギターの名手・りっくんの物憂げな瞳、そして奏でる奇跡の音色に、女性たちはメロメロ・・・
いつか彼(2才)も、こんなふうに女性を虜にして追いかけられる日が来るんでしょうか。
それにしても、紙製でパッチワークの月は映画「ペーパー・ムーン(1973年)」を彷彿させるし、ヒッピーでグルーピー(死語中の死語)な可憐美女たちは、なんとなく「あの頃ペニー・レインと(2000年)」風だし、なんとも映画的でドラマチックな作品。
もっとほかのバリエーションもみたい!シリーズ化希望です!
ありがとうございました♡
04:ちょっとこわいけど、ちょっと気になるアノ人たちとかき氷パーティ
作者:けいくん
ここはジャングル。見るからにおそろしい危険動物たちを侍らせて、満面の笑顔でかき氷を召し上がる男の子・・・!
なんて破天荒な勇者なの?
と思いきや、お母さんにお話を伺ってみると、まわりにいるマントヒヒや、蜘蛛、ヘビなどは全部、けいくんの「苦手なもの」。
「写真の中で楽しく一緒にいられたら、克服できるんじゃないかなと思って。」
と、お母さん。なるほど、その手があったか!
ファンタジーな世界の中では、悪そうなやつはだいたい友だちプチャヘンザ!からのワチャゴナドゥ!
現実だとちょっと難しいことも、克服できちゃう。
怖くなんてない、だってあの時、一緒にかき氷パーティをロックしたんだもの。
またひとつ、ファンタジーフォトパーティの新しい使い方を発見してくれました!
けいくん、どうもありがとうございました♡
05:Fantasy ,夢
作者:りえさん
出ました!アリスの世界!
今年はアリス・イン・ワンダーランドの新作が公開されて、アリス熱が再燃!
ハロウィンでのアリス率もUPしそうですが、誰よりも早く、そして若いアリスの登場ですよ♡
製作中は抜群のチームワークで、この可愛らしい世界をもくもくと作ってくれました。
ぐっすり眠っていた娘ちゃんも、撮影時にはお目々がぱっちり。ゴキゲンな笑顔です。
トランプ兵のお父さんの表情や、キュートな白うさぎお母さんの持つ時計の文字盤、絵本からキャンディが少し飛び出してるところなど、よくよく見ると本当に芸が細かい!
ハロウィンではこのまま、3人で街に飛び出して頂きたいですね。
ありがとうございました!
06:恐竜の世界で大決戦
作者:りくくん
このかっこいい作品を作ってくれた、りくくん。
工作がスタートした時から「きょうりゅうをつかいたい!」と、強い意思をのぞかせていました。
それなら、と恐竜のイラストをプリントした紙(イラスト素材)や、恐竜の人形(ありもの)などを見せてみたものの、りくくんは
「なんかちがう」といった様子。
そして、おもむろに段ボールにクレヨンで描き出したプテラノドン!
これだよこれ!
まさにこういう絵と精神が、ファンタジーフォトパーティでは大事なのです。
逆に教えてもらっちゃったな、、、テヘ。
火山から吹き出す煙も、「勇者のよろい」も素晴らしい出来栄えです。
ファタンジーフォトパーティのお手本のような作品を、どうもありがとうございました!
07:にじのすべり台
作者:りょうくん
こぼれるような笑顔で、虹のすべり台を滑るりょうくんと、お母さん。
見てる方も、笑顔になってしまいますね。
・・・ってアレ?お父さん!?
めっちゃ小さくないですか!?
実は、、、
主役のりょうくんを引き立たせる為、バランス上、どうしても小さくせざるを得なかったのです。
パパさん「俺、めっちゃ小さいやん!」
「しかも後ろ姿やん!!」なんて、落ち込んでないといいのですが。
りょうくんが最初に描いてくれたイラスト上では、ちゃんとお父さんは大きいし正面を向いているのです。
ここに証明しておきます。本当のお父さんは、小さくなんかないぞ!
おとうさんも、ありがとうございました。
08:機械のせかい
作者:ととくん
超インダストリアル!
力強く、独創的な作品をつくってくれた、ととくん。
スケッチの時点からすでに、このオリジナリティは群を抜いていました。
わたしはこの歯車を「ネジ」と言い間違えて、何度かととくんに「歯車だよ」とご指摘を受けました。
この歯車・少年・トンカチの組み合わせで彷彿するのはスチームパンク作品!
機械人形、少年、歯車、スチーム、産業革命、そして立ち上がる民衆達!!・・・なんだか興奮してきました。
ここにも、幾つものシーンや語られたがっているストーリーを感じて、もっともっと他のシーンを作ってもらいたくなっちゃいます。
もう「ネジ」なんて言わないから、またのお越しをお待ちしております♡
かっこいい作品を、どうもありがとう!
09:スミレのイヤイヤ期と雪の城
作者:すーちゃん
今回、唯一の4人家族総出の力作です!
長女のスーちゃんは今「アナ雪」にはまっているんだとか。
そこでアナに扮したスーちゃんが、魔法でパパとママを瞬時に凍らせています。
…まさに、氷のような表情で!(笑)
魔法を使うのは、たしかアナじゃなくてエルサのような気もするけれど、そんなことどうだっていいじゃない!だってイヤイヤ期なんだもん!
わたしは、このイヤイヤ期の2才児と、まだ0才の赤ちゃん(オラフ)を連れて参加してくれたその事実に、胸が熱くなります。
すんごく工作、大変だったと思います。
お母さんが、外で赤ちゃんをあやしている間、お父さんが、ひとりで綿を接着しながら「そんな・・・あと5分で、完成させるなんてもう無理だよううう!」とうわ言のように呟いていたのを、私は聞き逃しませんでした。
けれども、どうでしょう!この素晴らしい雪の世界!
家族の気持ちをひとつにして、このスーちゃんの大好きな夢の世界を作りあげてくれました。
これこそ、まさに魔法!
ありがとうございました♡
***
ざっと9作品、紹介させていただきました。
他にも紹介したい作品はあるので、またの機会にご覧いただきますね!
実はこのファンタジーフォトパーティ、ホームグラウンドである世田谷でやるのは初の試みだったのでした。
完成作品を見て「感動しました!」「テンション上がった!」という生のお声を聞けたのも、ホームグラウンドならでは、の醍醐味でした。
来てくれたみなさま、ご協力いただいたみなさま、そして最後になりましたが、主催のAQUENTのみなさま、本当にありがとうございました。
Milk blogがリニューアルにつき終了、ということで最後の更新となりました。
その間むすめも誕生したりして、わたしの4年間の人生のハイライトがここに刻まれているかと思うと、なんだか感慨深く、しんみりとしてしまいます。
寂しさを紛らわすため、徒然なるままに畳の目を数えたり、白いゴハンを炊きすぎて息子をいたずらに太らせてしまったり、そんなメランコリックな秋の夜長を今日も迎えております。
読者の皆様には長らくの間、お付き合いいただき本当に感謝しております。
そして、こんな変なテンションのブログを4年間も、Tokyo No.1 おされ雑誌の公式blogに掲載させてくださった、粋なMilk blogの編集部のみなさま。
ありがとうございましたっ!!
(高校球児の試合終了時の礼ぐらい大声で深々と)
さあて。さよならは苦手なので、いつも通りにいきますよ。
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あなたとあなたの家族が、毎日できるだけたくさん笑えますように。
パパとママの気持ちが、ちょっぴり軽くなりますように。
今日もこの街のどこかで
子と手をつないで「大阪うまいもんの歌」を歌いながら
時には、ハンターのような眼差しでスーパーの豚バラ肉を漁りながら
時には、ツール・ド・フランス並に子乗せチャリで爆走しながら
お祈りしています。
いつも同じ空の下。
ひ・と・り・じゃ・な・い・よ。
では、またどこかで!
平野聡子