神戸に住んでいる大事な友達が、倒れたという話をその彼から聞いてにわかに動悸。5時間にわたる手術、とか集中治療室、とか1~2ヶ月は入院、とかそんな言葉が次々と出て来て受話器を通してちゃんと聞いているつもりが、断片的にしか頭の中にはいってこない。あ、わたしテンパってる。と思う。
とにかく今は快方に向かっているから大丈夫です、というのだけ確認して電話を切る。
頑丈な彼女がどうして。学生の頃のあだなは「鉄の女」なのに。
ストレス多過ぎたんやわ、あの職場!
30過ぎた途端に女は大病するってホントだわ!とかぐるぐる色々考える。
駅のホームで実家の母に電話して、事情をさっと説明して「時間ある時でいいから病院まで様子を見に行って~」と言おうとした時に、電車が来たので「あとでかけ直すね」とひとまず切る。
すると15分後ぐらいに母からメールが来て「病院へむかっています、もうすぐ着く」とのこと。
電話を切ってすぐに車を飛ばしたらしい。
なんとまあ、抜群の瞬発力!
翌日から韓国に行くので今日しかない、と思ったらしい。
こういうところ、ホント見習いたいと思う。
母いわく、倒れた彼女は無事だった模様。
管だらけだった体も日ごとに管が外れて今は元気に歩いている、とのことでひとまずホッとした。
これを機にすこし立ち止まって心ゆくまで休めますように。
同じポーズで眠る父と子。(写真と本文は関係ありません)