ちょっとちょっと、いってきたわよ〜!奥さん!
ピエール・エルメさんとこの、チョコレート探すイベントに!!
あんなチョコやこんなチョコが取り放題なのよ〜、びっくりしたわー。
…はい。スイマセン取り乱しました。
いや〜、なんせ当たったもんですからね。抽選に。
「パティスリー界のピカソ」といわれているピエール・エルメと原美術館が共催するスペシャルなイースターイベントの抽選に。
いやあの、言っておきますけどミルクブロガーだからって特別扱いはされませんのよ。
いたって普通に、応募しました。まぁ当たり前ですが。
だから当たった嬉しさも、ひとしおだったわけです。
原美術館は、都内でいちばん好きな美術館でもあります。
実業家・原邦造氏の私邸でもあった建物がとってもイカすんですよ。
凝ったつくりの美しいフローリング、半円形の大きなガラス窓、窓から見える手入れの行き届いた緑の木々…
ああ、こんな素敵な邸宅に住んでいたなんて…
お金持ちっていいな…
などと思いながら(下品)毎回、展示を楽しんでいます。
今回とっても贅沢だったのは、原美術館の方に現在展示中の『ソフィ カル 最後のとき/最初のとき』の作品説明を、こどもたちにして頂きながら最初に館内を回れたこと。
キュレーターさんの説明を聞いて観るのと、聞かずに観るのとでは、まったく印象が違うので、わたしは聞く機会があったら絶対いくのですが、なかなか特別な企画でもないとそういうチャンスってありません。
しかも、こどもと一緒に回れるのが、いい。
原美術館の中庭でチョコレート探し
むすこは(最初にチョコレートの香りをかいでしまったため頭がいっぱい)
「いつ、さがすの?ねぇ、ちょこれーとは…ちょこれーと…」
と呪いのように、始終わたしの耳元でささやいていましたが。
その後「復活祭ってなに?」というイースターの伝統のお話を聞いてから、お待ちかねのチョコレート探しタイム!!
ヨーロッパの伝統にしたがって、原美術館の中庭でウサギやたまごのチョコレートを探すのです。
よーいドン!の合図で、一斉に籐のかごを持ったこども達がチョコレート探しに駆け出します。
この時の、むすこの興奮たるや、すごかった。。。
「ちょこれえとおおおおお、どこおおおおおおおお」
って叫びながら、嬉しすぎて半泣きみたいな表情で探してました。
親であるわたしがちょっと引くほどに。
でも、興奮のあまり、気持ちばかりが浮き足だっちゃって、あっちゃこっちゃへウロウロするだけで全くうまく見つけられない、とっても残念なむすこ。
隣では、女の子たちがすでに30センチ大のうさぎさんや、大きな卵を次々とゲットしております。
ああ、もう!こうしちゃいられない…こうなったらわたしが…!
と、思わず飛び出してしまった。脱兎のごとく。
ターミネーターよろしくわたしは着実に無駄なく、視界にターゲット(チョコレート)をロックオンしながら(狩猟民族の血)
「ホラ、あっちじゃない?こっちにあるんじゃない?」
と、隣でヒント(という名の、血まなこの指示)を出しまくり、なんとか彼は4つほどチョコをカゴにいれることができました。
だって、ピエール・エルメのチョコが・・・
どうしてもたべたかったから・・・(号泣)
魔法にかけられたチョコレートたち
その後、これまた贅沢なことに、エルメのパティシエさんが目の前でやる実演チョコ作りを見学したり、できたてのチョコにナッツをトッピングするワークショップがあったりして(つまみ食いOK)もう、チョコレート三昧。
なめらかに溶かされたチョコが、顔がうつりそうなくらいにツルツルの芸術品のようなチョコレートに生まれ変わっていく様は魔法のようで、わたしもむすこも時間を忘れてウットリしてしまいました。
チョコレートの香しいかおりに完全に魅せられて、パティシエさんをマークするようにぴったりはりついて離れなくなってしまったむすこ。記念に写真をぱちり。
最後に「卵のお絵描きコンテスト」にまで参加して、大好きな緑色にたまごを塗りたくって、貪欲に楽しみました。最後の一滴まで舐め尽くすように。
あー、楽しかった!
実はいちばん浮かれていたのは、わたしではないかと。。
ピエール・エルメのみなさま、原美術館のみなさま、ミルクジャポンのみなさま
素敵な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
(もう来年は当たらないだろうな、、、)
また来年もあるそうなので、行ってみたい方はイースターの時期が来たらぜひ応募してみてくださいね!
超絶オススメです♡
最後に、家に帰ってからむすこが描いた絵をご紹介します。
「いちばんたのしかったこと」を描いたそうです。
じゃーん。
どうですか。
えっと、茶色いのはチョコレートですね。たぶん。
伝わら・・・ないかもしれないけれど、でも楽しかったのは、本当です!!