聞くつもりは毛頭ないのだけれどベランダで洗濯物を干していると、窓を開けっ放しで喧嘩をしている隣人・ナターシャ・キンスキー(仮名)とその彼氏の声が聞こえてくる。
彼女は日本に結構長いこと住んでいるので発音はカタコトな感じだけどなかなか流暢だ。ボキャブラリーも豊富。
初めてレンを連れてスレ違った時も
「立派ナ可愛ラシイ、オ子サンデスコト!」
と言われたし。
さて喧嘩だ。
ナターシャに負けず劣らず彼氏もヒートアップしている模様。
彼「アゲ足、トルンジャナイヨ!」
ナ「アンタガワタシ二奢ッテクレルノ、イツモ3千円クライヨ!」
彼「ソンナ事ナイ!1万円グライ奢ッタ事モ、アルジャナイカ!」
ナ「何言ッテルノ!ソレ5年前クライダヨ!!」
【彼がナターシャに1万円のディナーをご馳走したのはかれこれ5年前だ】
It is five years nearly ago that he treated Natasha
to the dinner of 10,000 yen.
(↑この英語ってどうなんかしら?fantasticaさん。)
なんだか例文になりそうな喧嘩だ。原因は何かよく分かんないけど。とにかく国を問わず女は結構、細かいことを覚えているものである。
しかし外人同士なのに何故カタコトの日本語で喧嘩するのだろう?と首をかしげて、ハッとした。ナターシャの彼は日本人なのだ。
カタコトって伝染るよね。