2年振りにみんなで名古屋、西枇杷島祭りへ!
レンが生まれてからは初めてだったのでちょっぴり感慨深い。
子供用の小さなハッピを着せてもらって憧れの肩車。
だけど親の盛り上がりをよそにレンはあんまりわけわかってない模様。
2月に亡くなった友達の実家を訪ねると豪邸で家族の人達がパーティを催していて来る客たちを派手にもてなしていた。
お酒も食べ物も売る程あるなか、普通じゃ考えられないくらい広い庭で故人をしのぶ沢山のひとが集まっていた。
わたし達ももれなく肉だ!酒だ!ともてなされ、泣いたり食べたりを何度も繰り返してわけがわからなくなった。
最後には胸がいっぱいで苦しいのかお腹がいっぱいで苦しいのかさえわからなくなってしまった。
わかった事は故人が家族にも恋人にも友人にも、とってもとっても愛されていたということ。それは今もこれからも何も変わらない、ということ。
みんなでバルコニーにあがってビールを飲みながら遠くの花火を観た。近くで観る大迫力の花火もいいけど遠くの小さい花火もなかなか心に染みる。故人とその彼が最後に住んでいた部屋の窓からはディズニーランドの花火が遠くに見えたらしい。
花火の音のまにまに、きっとそれを思い出さずにはいられない残された彼氏の嗚咽を聞きながらこの夜のことをわたしは忘れられないだろうなと思った。