こんにちは。
Maker Faire Tokyo 2018(以下MFT)が終わり、夏休みが終わり、すっかり秋風が吹いているけれど【夏が終わった】なんて、にわかには信じたくないバブよね。
俺たちの夏、もう終わっちゃったのかな?・・・
バブバブが、そんなモラトリアム大学生みたいなことをつぶやくや否や
「甘えてんじゃねーよ!」
と、横っ面をはりたおしてくれた人物。
それはズバリ、QUANTUMの松倉さんです。
いや、実際にどつかれたワケじゃないバブよ。
精神的なお話。
バブバブは、この勉強会でハッと目が覚めたバブよ。
今まで寝てたんかい疑惑を払拭すべく、まじめに今回の勉強会をダイジェストでお届けしたいと思いバブ!
今回「MFTレポート勉強会」とはりきって銘打ったものの、実際はMFTの話は最初の15分ぐらいで、残りはAIと子どもの教育あれこれ。の話でタイムアウトになってしまいバブた。
ですので、前編は「MFTとAIの話」、後編は「お悩み相談室」と、びっくりするほどちがう内容になることを、最初に断っておきバブ。
ただ、そのどれもこれも、とっても実りあるお話だったので、一部だけでも伝えたい。届け、この想い!
ちなみにMFTってなに?という方はこちらをごらんくだバブね。
vol.03のバブサロン参加者は、こちらの面々バブよ。
QUANTUM
Chief Product Strategist:松倉昌志(まつくらまさし)さん
合同会社 アクト・スリー
Director/Editor:渡邊潤(わたなべじゅん)さん
CG Producer/CG Supervisor:
溝口結城(みぞぐちゆうき)さん
baby toi
代表:平野 聡子(ひらの さとこ)さん
Le-in Inc.
代表:木村 陽一(きむら よういち)さん
今回の参加者は見事に全員、畑ちがい!
松倉さんはメーカーでエンジニアをしていた経験から、クリエイティブによる価値創造とエンジニアリングによる価値実現の両立という、誰もやったことのない領域を開拓している人。
MFTで出展していたのはミニ四駆AI。
ミニ四駆にモーター制御を搭載し、プログラミングで勝負を競うマシンを展示していたバブよ。
まさに30代・40代男性の心をズキューンと直撃するおもちゃでバブね!
そして渡邊さんと溝口さんは、CG業界の方々。
わたしたちが毎日のように目にするCM、ドラマ、アニメ、映画、ゲーム、、、CGを目にしない日はないバブよね。
子どもが映像で好きなものといえば、ノンタン、いないいないばあ、マイクラ、スプラトゥーン、プリキュア、マジマジョピュアーズ・・・(偏ってる)はい。ほぼすべてCG、と言っても過言ではないバブ。
そんな夢あるエンタメ業界をガッツリ支えるお2人ですが、今日は「子ども向けのワークショップを開発・開催したい」という立場で参加してくれたバブよ。
ちなみに、共通項は全員「小学生のお子さんがいる、パパである」というところでバブよ。
まずは、AIから話を始めよう。AIってなに?
まずは、松倉さんたちがMFTに出展していたミニ四駆AIについての話をお伺いするバブよ。これってどんなものバブか?
学習して自走する、ミニ四駆なんです。
コースを学習すると、スピードを加減速できる。時速何kmぐらいでコースに入ったら、カーブを曲がりきれるか?ということを自分で考えられるんです。
正確には、加速度センサー・ジャイロセンサー・接地センサーにより得られる情報の分析を行なっています。
以下、心の声。
(・・・ヤバイ。軽い気持ちで聞いたら、いきなり難しいバブよ。滝汗がとまらないバブ。松倉さんには申し訳ないけど以下、難しいところは赤ちゃんでもわかる感じで意訳していくんでよろしくバブよ。)
自分でかんがえてうごくミニ四駆を、作ってみたかったんです。元々は、まっすぐにしか走れないミニ四駆ですが、自分でうごいたらどうなるのか、知りたかったんです。AI同士のレースをやったりもしていますよ。(注:意訳中)
レース!それはおもしろそうバブ!未来キター\(^o^)/MFTでの反応はどうだったバブ?
実際は、モジュールを置いて説明してるだけなんで、子どもからは「これなにー?」って反応でしたね。
価格がどうしても高めになるので、ぼくらのターゲットは、高校生以上、それも工業高校や高専生ですね。メインは大学生から社会人かな、と(今回の出展で)思いました。
そもそもAIと、AIじゃないものの差ってなに?どう違うの?
・・・って誰がクリオネじゃい!
ルール(きそく、決まりのこと)を自分で作れるか?というのがAIか、そうじゃないかの判断になります。
ディープラーニングができる。というのはAIならでは。
(バブバブ注:ディープラーニングってなに?
先生がいなくても、辞書や教科書をつかって1人で勉強できて、そこからルールを発見し、自然に答えをみつけだせる子。いわゆる出来杉君のことバブよ。)
反対に、ルールで動いたものは、AIとは言えないですね。
ミニ四駆AIでいうと、人に決められるんじゃなくて、自分で速度を決められるかな?ぜんぶ自分で決めたルールで、走れるか?というところです。(注:意訳中)
あ、じゃあMFT出展3年目のバブバブちゃんロボットはまだAIじゃないってことバブね。
今はただの、スクラッチと扇風機だけど・・・がんばるで!
MFTの良いところを最大限に生かそう!
こうやって、他の出展者から刺激が受けられるのは、MFTのよいところバブよね!わりと、出展者同士の距離がちかいから、フィードバックをもらえやすい。という利点もあるバブ。
1日目の夜に懇親会があるから「明日はそっちのブース、見にいきますね!」なんて、お酒を飲みながらコミュニケーションが図れるのも良かったです。
ぼくは、懇親会で子ども時代の憧れ・タミヤの滝博士と話せたのが、今年いちばん心から笑えた瞬間だったな・・・
って、誰が目細めて見たら親指やねん。
出展者だけでなく、来るお客さんも「ガジェット好きや、電子工作が趣味で、エンターテインメントに自分の知識や技術を使いたい人」が結構いて、質問がマニアックだったりしましたね。
親がそんな感じだからか、子どももある程度、ものづくりやプログラミングに興味がある子が多かったバブよ。
今年は過去最大規模ということもあって、キッズ&エデュケーションゾーンが広くて遊び甲斐があったバブ。子ども展示は「とにかく体験してなんぼ」でバブよ!
僕たちは、CGの業界で長くやってきたので、CGを使って子どもの可能性を広げられるようなワークショップをやってみたい。と考えています。そういう場所もあるんですか?
ハンズオンコーナーがいたるところにあるので、MFTを最初のお試しの場所、にするのはとてもいいと思いバブよ。
CG、というとハードルが高くなってしまうので何か、代わりに子どもがスッと入れるような、アナログな手法でできないか?を探っているところなんです。
以前、バブサロンに参加してくれたゲームデザイナーの柴田賀盆さんは、ゲーム作りの楽しさをみんなに伝えたいというコンセプトで、アナログからデジタルまで様々な手法のワークショップを開催されてバブよ。いろんなやり方がありバブよね〜。
CG、すごい引きがあると思いますよ。Youtuberになりたい子がいっぱいいるように、CGやりたい子、っていうのは沢山いる気がします。大人も興味持つし。
たしかに、大人顔負けのCGバリバリ使った子どもYoutuberとか出てきたらビビりバブよね!
次のMFTでぜひ。
Youtuber、という視点はどこかに入れたいですね。考えてみます!
話はさらに盛り上がり、CGとAIの可能性から、話題は子どものことへ。
習い事の辞めどき、間違った情報(フェイクニュースや悪質サイト)に子どもが踊らされないようにするには・・・?
などと、子育て世代にはメモっておきたい話題が沢山出ましたので、次回お届けいたしバブよ!
MFTにはまったく関係ないですが(笑)
次回はエンジニア目線の子育て論。目からウロコが落ちまくりバブよ。お楽しみに!