バブサロン

<バブサロン vol.02 レポート 後編 >成功レシピおしえます!クラウドファンディング勉強会

2018年7月12日

 

達成のために絶対、必要な3つのこと。

サンドウさん

クラウドファンディング達成のために、絶対に必要なもの。

それは、写真です。

写真はできればプロに頼んで、クオリティーをあげた方がいい。

Airbnbの例(注:2)もあるように、クラウドファンディングも写真の質で明らかに達成率が変わります

注:2 Airbnbといえば、写真の質を向上させてグロースハックを成功させた好例として取り上げられることが多い。写真に資金を投入し、質を格段にアップしてユーザーを急増させ、またシェアしたくなる写真で自発的なクチコミを狙って成功した。

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バブバブ

なるほど・・・!確かにNIJYUMARUの写真はとてもきれいバブよね。映像もあってイメージが湧きやすいし。あとは何かありバブか?

サンドウさん

2つ目は、冒頭でもお話した通り仲間集めですね。

1人よりも、想いを共有できる誰かがいれば、想いの強さを中和してくれたりもする。この人が必要!という人は、何が何でも口説き落とす。

また、その仲間のモチベーションが落ちないように、密にコミュニケーションを取っていくことも大事です。

上原さん

サンドウさんて、打ち合わせを入れてくるタイミングがすごくいいんですよ。

週1だと、仕事に支障きたすし、めんどくさくなってきてしまうところを月2ぐらいの絶妙なタイミングでくる。

あと中野BCさんにプレゼン行ったあと和歌山ツアーを組んでくれたんですけど、それがまた良かった。

ラーメン屋からデザートまで、自分のリコメンドを情熱的に全て詰め込んで紹介してくれて、思わず和歌山大好き!になってしまう、という(笑)

 

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敵を欺くには、まず身内から。

そうやって、仲間を巻き込んでいくひとつのテクニックでバブね。

サンドウさん

そうです。できることは、何でもやるんです。

そして、3つ目に大切なことは自分の熱い想い、この熱量を伝える企画書を書くこと

それによって目標が明確になるし、ゴール設定もできるから。

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バブバブ

1にカメラマン、2に仲間集め、3に企画書(熱量高め)でバブね!

よーし、さっそく始めるバブよ!

1と2は後回しにして、とりあえず3から・・・

サンドウさん

その3つは基本セットです。そこから、成功するための鍵が必要になります。

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なぬ!成功の鍵?ほしい!早くそれを、くれい!

成功の鍵は、友達を大切にすること?

サンドウさん

クラウドファンディングに出したプロジェクトの成功率は、わずか3割

険しい道のりです。その成功の鍵は、最初と最後の盛り上げ3分の1の法則。と言われています。

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あれ?ただの熱い人だと思ってたら、急にロジカルに!

サンドウさん

仲間を募る。というのは、一番大事なことだと思います。

それも、なるべく熱量が同じ人を巻き込んだ方がいい。

あとで、大事なことはまとめてお話ししますね。

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サンドウさん

たしかに!逆に、空いてるラーメン屋さんは、不安になるバブ。

サンドウさん

その心理バブ。(釣られてる)

だから、もし家族や友人にも支援してもらうつもりなら最初にしてもらうのが肝心です。

(注:All or Nothing式なら最後)そして、最後もまた大事。

駆け込み効果で、締切直前にも数字が上がるんですよ。

僕らは、締切直前にインフルエンサーを投入しました。ほら、ここで数字が上がってるでしょ?(アクセス解析を見ながら)

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バブバブ

インフルエンサーを使って宣伝だと!?そんな隠し玉があったんバブか?

 

上原さん

いや、単純に、SNS上のフォロワーが5〜6000人とかいる人気者の友達です。

その友達が最近、結婚したんです。そこで僕が、結婚式で彼らの32ページにわたるコンセプトブックをデザインしたんですよ。

そのお返しに、彼が僕らのプロジェクトの宣伝を手伝ってくれたんです。

babytoi
バブバブ

なんと・・・成功するには普段からの善行も問われるんバブね。

お天道様は見てるよ。ってやつバブね。

サンドウさん

成功するための、もう1つのキーワードは3分の1の法則

そこでも友達が出てくるんです。つまり、支援者の3分の1は自分の友人・知人

次の3分の1はその友人・知人の、さらに友達。残りの3分の1は、まったく知らない人からの支援。というデータがあります。

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友達と、友達の友達からの支援を足すと全体の3分の2。

「友達を大切にする」というのは、小学生のクラス目標だけじゃないんバブね。

まずは、友達を増やすところから始めようバブかな。

サンドウさん

中野BCさんには、支援者を増やすための施策として和歌山県クラウドファンディング活用支援対象プロジェクトに認定してもらったり、Makuakeにオススメしてもらったりしました。

またMakuakeの活動ページの更新回数を増やしたり、応援コメントに返信することで支援者との密なコミュニケーションを促し、ファンになってもらうように働きかけたんです。

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リアル友達だけで勝負。というわけじゃないんバブね!なんだか勇気が湧いてくるバブよ。

サンドウさん

そうですね。

みなさん、とても協力的でした。

makuake プロジェクトページから

できない、という壁は自分が作っている。

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お話をうかがっていると、ここまで達成に向かって爆走できたのは、なんでだろう?という疑問が湧いてきバブたよ。

途中で、心折れたりしなかったんバブか?

上原さん

サンドウさんって、びっくりするほど心折れない人なんですよ。

普通、例えば大御所に何かを頼みたい時って「断られるかな?」ってビビっちゃうじゃないですか。

そこを「ダメもとなんだから、挑戦してみればいい」という、鉄のメンタルで押し切ってくる。

サンドウさん
バブバブ

いや、できない。という壁は、実は自分が作ってるんですよ。

自分の職歴はちょっと変わってて、鳶職人から、スノーボーダーになって、そのあとデザイナーになったんです。

上京して200社ほど受けて、全部落ちて。やっと最後で受かった。

学歴もないから「辞め方」を習ってない。何事もどうやって辞めたらええんか、わかってないから

どこまでもやってまうんかな?ははは(笑)

上原さん

ははは。じゃないよ!たいがいの人は2〜30社受けて、落ち続けたらそこでガックリして辞めちゃうでしょ。

200社て。アホちゃうか!

サンドウさん

アホちゃうわ!

でも、今回も確かに「達成しない」というリスクもあった。

だから「クラウドファンディングはティザー広告代わりのPRと割り切る」「ゴールはまだここじゃない」という意識を共有していました。

僕たちのゴールは「NIJYUMARUを1万本売ること」なんで。

お酒を売る。というよりは体験と夢を1万本、売りたい。と思っています。

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バブバブ

ありがとうございました!

NIJYUMARUのクラウドファンディングは終了しましたが、プロジェクトはまだまだこれから。

冷凍しても味が変わらない梅の実の特性を活かして、NIJYUMARUは1年中、どこにいても楽しめる商品になるそうバブよ。(発売は10月から)

成人式の日にパパやママと乾杯する・・・

子どもの頃、パパやママと一緒に漬けた梅酒で。

NIJYUMARUのボトルにはお手紙を入れることもできて、まるでタイムカプセルのような役割も果たしてくれるそう。

そんな晴れの日を、日本中のあちこちのお台所で待っている梅酒があると思うと、なんだか心がじんわりと温かくなるバブよね。

バブバブもそんな日がくることを夢見ながら、梅酒をつくってみたいと思いバブ。

クラウドファンディングも結局、最後に問われるのは人間力。

誰かのために頑張れる人や、ブレない夢を持っている人が作るものは人の心を動かす

そして、どんなプランであろうが、そんな想いを持った人のところには人も(お金も)集まってくるんだな。と思いバブたよ。

さあ、あなたもブレない夢があるなら、レッツ・クラウドファンディング。

NIJYUMARUに続け!

前編 <とにかく自分で、動(いご)け。> はこちら

挑戦したくなったら、企画書一枚作って常に持ち歩き、人に会った時にはすぐに見せられるといいバブかもよ。まずは仲間集めバブ!