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こんにちは。前触れもなく梅雨が明けて、夏が本格的にやってくるなんて、聞いてないバブよね!
夏休みにはバーン!と派手に海外旅行でもキメたいけれど、先立つ物がね…と渋い顔するパパ・ママたち。
そう。夏休みのバカンスにも、新事業にも、何事にも必要なもの。
それはズバリ「資金」バブよ!
強引に繋げたけれど、今日はその「資金」をどうやって調達するか?というお話でバブ。
たまたまご近所に、クラウドファンディングビギナーにも関わらず、Makuakeで目標金額152%を達成した、スーパーアートディレクターデュオ・サンドウさんと上原さんが住んでいるんバブよ。
SNSでその話は知ってたけど、どうやって達成したのか?ってことは書いてないんバブよねぇ。
当たり前か。うーむ、何か秘密があるに違いない・・・
これは、直接そのハウツーを聞いてみない手はないバブ。
来て!いますぐ来て!そして教えて!
・・・というわけで、ご近所さんのよしみで、さっそくGO!
vol.02 コラボプレゼンター
サンドウ タカユキ(SANDO.)
TUGBOAT2を経て独立し、2011年2月 (株)SANDO.を設立。アートディレクションを軸としながら、笑いや人の心が動く提案やデザインを得意とし、トータルにディレクションを行いながら、新しい価値を生み出す関西人です。
上原 繁(ICHIGOU)
グラフィックデザイナーとして数々のプロジェクトに関わったのち2011年に株式会社イチゴウを設立。以降アートディレクターとしてナショナルクライアントのコーポレートサイトやキャンペーンサイトなど大規模案件のアートディレクションを中心にアーティストのアルバムジャケット制作や企業ロゴ開発など幅広く活動している。
vol.02のバブサロン参加者は、こちらの面々バブよ。
クリエイティブな視点で、家族の未来を設計する事業型NPO法人「ママプラグ」
代表:冨川万美(とみかわまみ)さん
聞いて話せる難聴児のための早期療育「声援隊」
代表:知茶子シュタイガー(ちさこ・シュタイガー)さん
趣味は移動とインド「トレンドハンター」
tonotype(トノタイプ)さん
パパ・ママの気持ちをちょっぴり軽くする「 baby toi」
代表:平野 聡子(ひらの さとこ)さん
コンセプト立案、ブランド開発、プロモーション企画のデザイン会社「Le-in Inc.」
代表:木村 陽一(きむら よういち)さん
今回、サンドウさんと上原さんが達成したプロジェクトはこちら。
和歌山の酒蔵で生まれた、家で育てる梅酒のタイムカプセル「NIJYUMARU」
「NIJYUMARU」(にじゅうまる)は、自宅で簡単に漬け込むことができる梅酒づくりキットです。同封の手紙にメッセージを書いて、タイムカプセルのように、梅酒を育ててみませんか?長い年月の間、大切に育てられる手づくり梅酒「NIJYUMARU」は、結婚祝いや、出産祝いにもぴったりです。
梅酒を飲んだ瞬間、それは始まった
和歌山がご実家のサンドウさん。和歌山=紀州といえば梅酒でバブよね。
サンドウさんは、大の梅酒好き。
実家で「24年もの」の梅酒を飲んで、びっくりしたと言う。
産まれた子が、成人するほどの長い時をかけて熟成するお酒・・・これは面白いな!と思いました。
例えば、子どもが産まれた日に漬けた梅酒を、その子の二十歳の成人式の日に親子で一緒に飲むこともできるんだと。
これで、和歌山発の企画を立ち上げたい!と心をいごかされたんです。注1:
注1:・・・言い忘れていたけど、サンドウさんはおしゃれな有名アートディレクターなのに、方言がめっちゃキツイんバブよ。和歌山弁で、動く=いごく。なるべくご本人のパッションを余すところなくお届けしたいので、原文ママ記載いたしバブ。
そこで企画書を書いて、さっそく幼馴染が社長をしている和歌山の酒造会社・中野BCに話を持って行きました。
上原さんと一緒に、全社員の前でプレゼンをしたんです。そしたら、女性社員さんたちが、想いに共感してくださって。
人が、梅酒に関わる時間を増やす。家に梅酒のある環境を作る。それが中野BCのブランディングにつながる。というプレゼンが響いたようでした。
上原さん、巻き込まれた時の気持ちは、どうでしたバブ?
サンドウさんが僕を誘ってくれた時の言葉が「これからは自分たちで企画して、新しい仕事を生んでいこう!」だったんです。
この仕事やってる僕たち世代には、みんな響くんじゃないですか?
どうしてもデザイナーやアートディレクターって、企画ありきで仕事をするので。
「自分たち発信のプロジェクト」というのは、これ以上ないぐらいの口説き文句でした。
上原さんの他に、コピーライターとPRの方も瞬く間にサンドウさんに口説かれてジョイン。
基本的に、コアメンバーはこの4名で進めたそうでバブ。
仲間を募る。というのは、一番大事なことだと思います。
それも、なるべく熱量が同じ人を巻き込んだ方がいい。
あとで、大事なことはまとめてお話ししますね。
とにかく自分で、動(いご)け。
そもそもクラウドファンディングってなに?いっぱいあるけど、どう違うの?という方もいると思うので、僕がクラウドファンディングに挑戦する前にリサーチしたことをお教えしますね。
へー!クラウドファンディングの会社って、有名どころだけで10個以上もあるんバブね!
手数料も5%〜22%とかなり幅があるバブよ。どこ選んだらいいのか全然わからんバブなぁ。
商品やサービスによってどこが合っているのか、というのは全然変わってきます。
ボランティア系に強いところ、スタートアップ系に強いところ、など運営会社によって特徴は様々なので見極めが必要です。
僕らは「商品をしっかり売ってくれるところ」「親会社の発信力」でMakuakeを選びました。
また、All or Nothing方式とAll-In方式という2つの方式があるのも要チェックです。
なるほど、事前リサーチ。というのはとにかく大事なんバブね。
手数料の多いところは、色々ケアしてくれたり、手取り足取りフォローしてくれたりするんバブかな?そっちの方が良さそうバブよね!
いや、基本的にはこちらから聞かない限り、運営会社は何にもしてくれません!すべて自分たちで動かないとダメなんです。
プロジェクトごとに事務局の担当者がつくので、その人といかに密にやっていくか。がポイントです。
・・・ヘーーーーー《一同絶句》
・・・サンドウさんたちみたいにデザインができたり、プロのライターさんやカメラマンさんに頼める人はいいいけれど、いきなり素人がクラウドファンディングに挑戦する。
というのにはハードルが高いように思いバブ。
そのへんはどうなんでバブか?
熱い想いがあれば、プロじゃなくても文章は書けます。
自分だからこそ、書けるメッセージが必ずあるはず。
不安なら事務局に『この文章硬いですか?どんな風に書いたらいいですか?』と聞きましょう。
事務局は成功プロジェクトを沢山見てきているので、どんな訴え方が正解なのか。ということは知っている。
具体的なアクションを起こせば、答えてくれる。基本は常に、自分から動(いご)くこと。
YES、いごく。
デザインの件だって、いきなり完璧にデザインされた完成品を見せなくてもいい。
プロトタイプでもいいから、伝わればいいんです。
じゃあ、プロジェクト立ち上げたばかりでプロトタイプすらない時は、どうしたら?
そしたら商品の写真じゃなくて、梅酒なら実際の梅の木の写真を撮ればいい。梅を育てている人の写真でもいい。
ただ。ひとつだけ、プロに頼んだ方がいいことがあるんです。それは・・・
そ、それは・・・!?(ゴクリ)
それは...それは... 何バブかー!気になるバブ!次回、後編をお楽しみに!