冒頭から、アンパンマンのテーマ曲で失礼します。
「何が君の幸せ?何をして喜ぶ?」ときて
「わからないまま、終わる そんなのは嫌だ!」と続きます。
この歌を、夕方の放送時間に聞くたびに
「ちっきしょう!頭に餡子がつまってるくせに、なんてこと聞いてくるんだ・・・心えぐってくるわ。」
と思うのは、わたしだけじゃないはずです。
そう。わたし、今ちょっと「人生どうする期」にはいっています。
きっかけは旅。「人生どうする期」に突入
松江〜尾道〜神戸〜京都〜淡路島、と西日本5都市を訪ねた夏休みの旅行中、いろんなライフスタイルを選択した人たちに触れたことが、きっかけのひとつかもしれません。
以前からなんとなく考えてたけど、ぽっちゃり子を乗せた自転車でツール・ド・フランスばりに夕暮れの246を爆走するハードな日常に忙殺されて、じっくり腰をすえて考えられずに来たことが、ふつふつと再燃したのかもしれません。
この夏、会った人たち。
思うことあって、東京から地元に帰って就職した親友、
Iターンして、ローカルコミュニティを作って地域と人を結んだり発信したりしている夫婦、
子育てを謳歌しながら、趣味も楽しむファミリー、
島で生まれ育ち、あえて島から一歩も出ずにさらに島を面白くしようとしている人、
都会から憧れの土地に移住し、狩猟免許を取ってサバイブしている女の子、
エトセトラ、エトセトラ、、、
「どこにいても【何をして生きるか】が大切なんだな〜」
と、実感しました。
こういう動きは、数年前から度々あったので(特に3.11以降は)特に珍しいことでもないんだけど、こんな感じ方をするのは、年のせいでしょうか。
毎回「おしゃれなMilk Blogで、なんだかひとり異彩放っちゃってるよね!大丈夫?」と友人らに心配するフリしてdisられている尖ったわたしも、今年、よんじゅーになるからでしょうか。
さらに、半年ごとに帰省するたび、目に見えて弱っていく父の姿も気になっています。
これは、誰しもに訪れることかもしれませんが、1番元気だった頃のイメージが定着している上京組の私にとっては、なかなか受け入れがたい、寂しいことでもあります。
かといって、地元に帰ることがすべて「吉」というわけではないのも、悩みどころです。
まー、そんなもろもろがあって、人生考える期。なわけです。
大学を卒業したばかりの20代のはじめ、「これからどう生きていこう?」と漠然と考えていたあの頃とは、またひと味ふた味違った、人生の岐路かもしれない。
というわけで!
「どこに住んで、どういう暮らし方をするか?で、今後の人生変わってくるな〜」
と気付かせてくれた、この夏出会った人々を徐々に、紹介していきたいと思います。
「ああ、こんな暮らし方もあるんだ」と、わたしが感じたように、誰かの何かのヒントになればいいな、なんて思っております。
第一回は、尾道の御調(みつぎ)町で「まるみデパート」という拠点をつくって暮らしている梶高夫妻を紹介していきますよ〜!
次回をお楽しみに。