ICCとビームスギャラリーへ友達の展示をあれこれと観に行く。
ICCのキッズプログラムは去年のと比べると、ボリューム的にちょっとおとなしい感じ。夏休み中だというのに子連れのお客さんも少ないなぁ、と思っていたら一緒に行った3歳になったばかりのりん君とレンは抜群にエンジョイしていた。レンは「音のでるもの」「動くもの」に釘付けだったしもうローマ字で自分の名前が書けるという天才りん君は「数字とアルファベット」にご執心。
コドモは目の付けどころが違うから「こういう楽しみ方があったのね」としみじみさせられることが多い。そしてその真摯なまなざしにハッとさせられたりするのだった。
ビームスギャラリー「pa++ern」ではシャキーン!シャキーン!と自動でうごくハンガーにかけられたTシャツが正確にダンスするなかコンピューターで打った文字がかっこいい刺繍に変換されて出来上がっていて、どういう仕組みかは全然わからないけどまるで未来の洋服屋さんのようだった。
色とりどりの糸がきれいだった。(こんなコドモの感想みたいな説明でいいのだろうか・・・)アーティスト石橋君の一家にも偶然会えてうれしかった。

最近、レンが自分で冷凍庫を開けて、付属のちいさいシャベルのようなもので氷をとりだし自分のお茶にいれるようになってしまった。
たぶんわたしがやってるのを見て覚えたんだと思うけど当たり前のようにそれをやるので最初はビックリした。
視線をテレビにやったまま一連の動作で氷を飲み物に投入しリビングにやってくる様はまるでもう「どこのお父さんですか?」といった貫禄だ。(お腹も出てるし)
「何かをやりながら」というのはきわめて大人っぽい動作だと思う。
氷を勝手にいれるのはもう良しとしよう。
やっぱりコドモには一生懸命ひとつのことをやって欲しい!
氷をひとついれるのもテレビなんか見ずに全力で取り組んでほしい!
と思うのは大人のエゴ?