吉祥寺からぐうの音へ

吉祥寺に友達の撮影のお手伝いで行った帰りに前から気になっていた桜上水にある黄色氏のお店「ぐうの音」へ寄り道する。
場所をiPhoneでチェックして、ふむふむ。今日は19時まで営業中か・・・などとぶつぶつつぶやき、ベビーカーを押し押し、向かうは夜道にぽつんと灯りがともるホンワカとした不思議な雰囲気のお店。
 
エイヤっと扉を開けて中に入ると手芸品、CD、アート作品、家具、雑貨などなど所狭しと並ぶかわゆいお店だった。
ジョン（犬）さんのCDがとにかくたくさん目について、そういや昔何度かライブを観に行った時、きゅんとなるよな歌声とファンシーな音楽につられて思わず「うわあ♪」と夢気分で最前列までかけ寄ったら（犬）と書いてあるにもかかわらず、着ている着ぐるみはオオカミで鋭い牙やらジャックナイフみたいな眼光にウッ！となったのを思い出した。
当時は一体なんの罠だ、と思った。
 
まぁそんなトラウマ体験はともかく「ぐうの音」も可愛らしさと毒が同居している、気まぐれ＆マイペースなオンナノコみたいなお店でした。
しかもそんな風だけどその土地では全然浮いていなくて、ちゃんと地域の人に愛されてる感じがしたのがまた良かった。レンがベビーカーから降りて、店内のどこからか持って来た板で遊んだり話しかけられてむすっとしたり、かと思ったらバイバイと手を振ってみたりそれはもう気まぐれに自由にやらせていただいた。
 
「ぐうの音」。いい名前だと思う。