こんにちは。
真夏日…とおもいきや突然の雨!みたいなツンデレなお天気にまんまと振り回されてるわたしですが、みなさんはいかがお過ごしですか。
さて今日は外苑前・ワタリウム美術館で開催中の「ひっくりかえる展」のご紹介をしたいと思います。
が、実はココ、正直「ベビー歓迎!ウエルカム♡」って雰囲気ではないんです。
何より館内が狭い!特にエレベーターが狭い!(スイマセン生意気で…)
だから大型のベビーカーは入れません。特にエレベーター内。
混んでる時はベビーカーを畳んで受付に預けて、抱っこひもで観ることをオススメします。
でも、小型のベビーカーなら平日はそのまま館内に持ち込んで観ることができるそうです。
これは比較的どこの美術館でも言われますが、ベビーカー卒業したキッズがいると必ず「お子様のお手を離さずにご覧ください」と言われます。
映像メインの展示なので、こどもがちょっと声だすのはそれほど気になりませんが、確かに歩きまわったりするのは(割れたガラスの作品なんかがあるので)キケンですのでお気をつけくださいね。
うちは、むすこがちょろちょろしはじめたら2階と3階の間にある非常階段を逃げ場にして、外の空気吸ったりして気分転換させます。
ちょうど外苑西通りを走りいく高級車なんかが見えて、クルマ好き男児ならウハウハです。
そこまでして何でオススメしたいのか…と言いますと…
「ここの展示は異常に良い!」からです。
うまく言えないけど、いつも何かが心に残るのです。
ブレイク寸前?の10年前にヘンリー・ダーガーの作品はじめての観たのもココだし、伊藤存さんの刺繍アニメ観たのもココだし、マニア間で話題沸騰だった南方熊楠の展示も記憶に新しいところ。
森美術館あたりがハリウッド映画を流すシネコン型の映画館だとすれば、ワタリウムはエッジの効いたミニシアター、しかもその草分け的存在といったところでしょうか。
大人もこどももひっくりかえる!
今回の展示でもまた、わたしの心はひっくりかえされてしまいました。
その名も「ひっくりかえる展」!
わたしは既にむすこ連れで2回行ったのですが、ヴォイナというロシアのグループが無血クーデターでパトカーをひっくり返す映像の前にくると何度もこう聞かれるのです。
「なんでパトカーがひっくりかえったの?」
・・・なんでひっくりかえったんだろうね?
4歳児とでも、そこからちょっとした話ができるのです。
なんで?なにがいいたい?なにがしたい?なにができる?どうやって?どうやっていきる?この時代に?言いたい事もいえない?こんな世の中じゃ?ポイズン?
と、まぁそこまではさすがに話し合えはしませんでしたが大人はもちろん、彼の小さなこころにも何かしらの「ひっかかり」が生まれたのは確かです。
チケットを1000円で購入すると、期間中は何度でも行けるので(要身分証明書)またゆっくり3度目行きたいな〜と思っております。7月29日まで。
美術館の後は、緑あふれるにこにこパークへ
さて、ここで静かにひっくり返った後、キッズたちはそろそろ体が動かしたくなっているはず。。。
徒歩圏内にすてきな公園、明治神宮外苑にこにこパークがあるんです!
入園料(現在ビアガーデン開催により営業変更があるのでちょっと安くなってて大人:200円/こども:50円)かかるけど、安全面に配慮されてたり快適さや充実度を考えるとぜんぜん問題ナシ。
長いローラーすべり台のあるジャングルタワーやトランポリン、ターザンロープ、使いたい放題のRoddyなどなどで思いっきり遊べます。
場所柄、外国人のファミリーが沢山いて英語とびかうインターナショナルな空気にむすこは若干びびりつつも、お尻すりきれるんじゃ?ってくらい何度もローラーすべり台にチャレンジしていました。
緑あふれる休憩所がまたイイ雰囲気で、そこで外国人ファミリーはカラフルなケーキをひろげてちょっとしたパーティを繰り広げておりました。
わたしもここでお弁当とかワインとか持参で丸一日過ごしてみたい…!って思いましたがさすがにアルコール飲んでる人はいませんでした。
期間限定の「森のビアガーデン」がすぐ隣にありますからね〜。(気になって仕方なかった私)
近々こっちのビアガーデンに行くのでまたご報告しますね!
全然アートじゃないけど。
↑素敵な休憩スペース。この前にRoddyが10〜15体ほど放牧されております。 (わたしとむすこもこっそりおります)