レンの日常「オチチ」「ウンチ/オシッコ」「睡眠」というシンプルライフに最近「甘える」というファクターが加わりました。
オムツも換えたしお腹もいっぱいでウトウトしているからベッドに寝かし*電気を暗くしてそうっと部屋を出たとたんに背後で
「ああ~ん!」
と突然今までにない大きな声でひとこえ泣いたりする。
何だか妙にこぶしがきいた声で驚かされる。
抱っこしてあやしながら背中をポンポンとたたき続けると泣き止んで・・・
しばらくしてガクッと眠りに落ちる→*何度かループ
にんげん、産まれてから3週間で「甘え」という感情をゲット
するんだ!これ死ぬまで使うアイテムだよね!と素直におどろいていたら母が
「単純に、こわいと思うのよ。安全なお腹の中から出てきてまだ20日ちょっとでしょ。そりゃひとりでいると不安になるよねぇ~。」
と言っていたので成る程、と思った。
10ヶ月間も無菌状態のあたたかくて暗い部屋で守られていたのだ。そこから雑菌や紫外線あふれる外界に引っぱり出されてひとりで眠るだなんて、わたし達からしたら突然、猿類が世界を支配している惑星に不時着してしまう以上の恐怖にちがいない。
否、これはわかりにくいか。
いつもの家のベッドでスヤスヤ眠っていたら一晩のうちにいつの間にか大気圏外に放り出されていた!君ならどうする!?
ぐらいの恐怖だなぁと。(どうすると言われても!)
わかった、存分に甘えさせてやる。
肺というへんな形の器官を使った慣れない呼吸法でゼーゼー言ったりむせたりしながらがんばってる君へ。
これからしばらくの間、君を襲う恐怖や不安や困難は残らずぜんぶ取り除いてあげるからね。