最近わかったこと
前回の日記を書いてからしばらくして、赤ん坊が寝る直前に泣いたりぐずったりするのはただの「甘え」だけでもない気がしてきた。
すごい眠いのに、最後の力をふりしぼって「ああ~ん!」とか「ウンニャー!」とか「ホギャー!」とか言ってる感じなのだ。でも眠いから一声で力尽き、次の瞬間には
スヤスヤと眠りに落ちてたりする。(またすぐに起きるけど)
これは、もしかすると眠りに落ちるのがこわいのかも新米。
小さい頃、確かに眠る直前がこわかった気がする。
頑張っても頑張ってもまぶたが自然と閉じていき、意識が遠のいていくのがなんだか楽しい日常とお別れするようで、もう戻れないかもと思ったりして無性にこわかった。
ちくしょう、眠くなっちまった。お迎えがきちまった。(長渕語尾)
と思った。無意識に「死」を感じたのかもしれない。
でも眠気には勝てず寝ちゃうんだけど。
そして朝にはそんな風に感じたことなんてすっかり忘れちゃうんだけど。
赤ちゃんもこわいから抵抗してるのかな?
そういえばそんな時、すごく近くで声をかけたり体温を感じられるようにくっついていたりすると眠ってくれる気がする。焦って眠らせよう!とすると全然ダメ。
「安心して眠りの世界においき~またすぐ会えるさあ~」と自作のめちゃくちゃな歌でも音痴に歌いながらゆっくり見送るのだ。
同じようなことが内田春菊の漫画「私たちは繁殖している」にも描いてあって、ナルホドな~!と感心した。ちなみにこの漫画、下手な育児書よりも役に立つし(真似できない事も多いけど)リアルですごく共感できます!子供作る予定なくてもオススメ。
赤ん坊と一緒にいるとこのような「すっかり忘れていたなあ」という子供の頃の行動や感情を思い出すことがあっておもしろい。
そういえば大人でも疲れてて、もうめちゃくちゃ眠いはずなのに寝るギリギリまでテレビ観たり、ネットしたり、YouTubeやニコニコ動画を延々観たりするひとがいますが(ていうかかつての自分がそうだよ)それって赤ちゃんの頃の感情の名残ではないかちら?
安心して眠りの世界においき~またすぐ会えるさあ~!バブ!