妊娠・出産・育児日記

ハードデイズ、違和感

2009年2月4日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

朝、寝ているレンを起こして開店と同時に近所のスーパーへ駆け込んで、急ぎ足でお買い物。

中学生らしき制服着たまんまの男の子がフロアを掃除していたので
「あら、ここのスーパーのオーナーの息子さん?へ~感心!」
とか呑気に思ってたらレジ脇では女子中学生がわんさか働いている。
やっぱり制服着たままで。
なんだこれは!と不思議に思ったけど時間がないのでそのままスルー。
大急ぎで託児所へ行くと、やっぱり髪の毛をふたつに結わえたジャージ姿の女子中学生が働いている。せっせと赤ちゃんにゴハンをあげる姿もなかなかサマになっていたりして。

 

どゆこと?ここは南インド農村部?と、この地域一帯の労働者の急激な低年齢化におののきながらも時間がないので、とり急ぎ親切そうな女子中学生にレンをお願いして大崎へ打ち合わせのため走る。

 

お仕事モードのあとは束の間みんなとランチでゆっくりタイム。
和やかにお喋りしながらもふと
「そいえば、あの中学生たちは一体・・・」と今朝のギモンが頭をよぎる。

 

わたし急いでたし何かと見間違えたのかも?
岩井俊二的白昼夢?
なーんて考え直しながらまた託児所へお迎えに行くとやっぱりいた、女子中学生が。
そこでようやっと確かめるとこの地域全域で「体験学習」の日だという。
うらやましい!わたしが中学生の時はそんな体験できなかったなぁ。
得るものはおっきいだろうな。

 

それから、今度はレンを連れて赤坂にて打ち合わせ。
ここに子連れで来るのは3度目だしベビー案件なので担当者のK氏は全く驚かずレン用のお菓子まで用意してくれたりするほどだけど受付の前で待っていると通り過ぎていく社内の方たちが一瞬「え?(なんで赤ちゃん?)」という感じでさり気なくチラっと見て行く。
やっぱり今日の働く中学生たちといい「職場の平均年齢を極端に下げる(または上げる)存在」というのはたいした違和感を醸し出すものなのだな~と実感した一日。

 

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会議室にて。たしかに、違和感。。。