妊娠・出産・育児日記

伊東へいくならハトか!

2009年4月12日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

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はじめての家族旅行。

今までフェスとか神戸とか松江とかお互いの実家には行き来したけれどそうでない土地へ、家族だけで純粋な旅行へ行くのはこれがはじめて。

今回、ラッキーなことにウンポコさんの知人で巨匠イラストレーターU氏のお計らいで伊東のステキなお宿に泊まることが出来たのが本当によかった。
ステキなお宿の何がステキって、とにかくサービスが行き届いていて食事の時はおかみさんがレンの相手をしてくれたりしてものすごーくくつろげたのだ!

 

2ヶ月程前、レンの怒濤病気パレードのなか訃報が続いたりして明るく振るまってはいたが「ああ今とっても、ちゅらい」と(自然にタイピングしたら赤ちゃん言葉になったけどあえてこのまま)ひしひしと体が感じていた疲れが一気に癒されるよう。。。

 

着いた日はU氏が自宅で開いている絵画教室を見学させてもらい絵を学ぶ地元の若者と触れ合ったりしてたのしかった。
それぞれの好きなものをじっくり4~5時間かけて自由に描く、というスタイルで、みんな花とか仏像とかハニカミ王子などをのびのび描いていたのが印象的だった。
わたしが受験のためにデッサンを勉強していた時は全然描きたくもないつまらんコップとかカラスの剥製とか墨とかを描かされ続けて、しかも派手にけなされてそりゃあもうガラスの心が荒んだものだったけどこういうのだったらもっと好きになってたかもなぁ、と思った。

 

翌日はシャボテン公園で珍鳥に囲まれたり念願のハシビロコウ先生を観たりオウムを腕に乗せたりしてエキサイト。バードショーにも貪欲に参加して手に持ったお札を飛ぶカラスにとられる!という地味なんだか派手なんだかよくわからないがとにかくとっても恐ろしい役どころにも挑戦した。
お札を奪って去ってしまったカラスに代わり、可愛いインコがくわえてわたしに返してくれたのにはおどろいた。
「カラスにとられた千円札をインコに返される」という一生のうちで一度出来るか出来ないかの貴重なメルヘン体験をして心がふるえた。
こういう入場料の高い「鳥系」のテーマパークってよく地方にあってどうだろう?と思っていたけど花鳥園といい、何気に満足度が高くてオススメ。でも何事も「しょせん鳥だし」と馬鹿にせず積極的に参加する!という姿勢がぜったい必要だと思います。

 

そんな中レンはわたしが一番活躍したカラスのショーの時は爆睡、寝起きにペリカンと写真を撮られて超不機嫌だったけど、ウンポコさんが即席で作ってくれた小さいおにぎりを食べてからは元気100倍でたくさん歩いた。
でも一番興味を持って熱心に追いかけた鳥はクジャクでもハシビロコウでもなく、残念ながら「ハト」だった。
そんなんどこでも見れるのに・・・という親の思い子知らず。

 

いや~、無邪気にたくさん遊んだ!また今週からが☆ん☆ば☆る☆ゾ。

 

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帰りの電車、踊り子号で疲れ果ててねむりっぱなしの父と子。