妊娠・出産・育児日記

恵比寿映像祭

2010年3月1日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

先週末、恵比寿映像祭に行ってきた。

ジョナス・メカスの絵画フィルムの所で前の会社の後輩Oちゃんにバッタリ!

思わず時を忘れておしゃべりした。
毎回毎回、親戚のおばさんの感想かよ!ってほどに思うが会うたびに「おねえさん」になっていて、このくらいの歳のオンナノコってちょっと目を離した隙にめきめきと大人っぽくなるな~と感心する。
メカスの作品ほどに感心した。

 

その後、金髪の外人女子たちがヘッドフォンをしながらキャアキャアと爆笑している映像作品があったので何だろう?と後ろからのぞきこんでいると(後でわかっ たけど英語圏じゃない異国の老人がTFFの“Shout”を耳コピして紙にめちゃくちゃな歌詞を書き写していく「SHOUM」という、自分にも身に覚えが あるだけに何だかおもしろせつない作品)ちょうど作品が終わって外人女子たちがヘッドフォンを外した。

 

後ろから観てるだけでなんとなく分かったので、まぁ音は聴かなくてもよいかな~と流し見をしてその場を離れようとしていたら、さっきの外人女子たちが
「ちょっとアンタ!ぜひヘッドフォンをしたほうがいいわよ!」
「ぜったい面白いんだから!何でしないの!?」
みたいな感じで強烈にマジ試聴をリコメンしてきたので、めんどくさかったけどOK!とか言ってヘッドフォンをして耳を澄まし、どう?どう?とじっとコチラをうかがっている外人女子たちを振り返って
「ワオ!ナイス!」みたいなリアクションをせねばならなかった。
いや別にそこまでしなくても良かったんだろうけどなんか場の空気をよんだらそうなった。

 

でも確かに音を聴いたほうが断然おもしろかったので、外人女子たちの言う事を聞いてよかったと思った。

 

その後、自分は動いてないのに光源が動いて影がぐるぐるとまわるという、石橋君たちのすごい作品を体験して帰った。
こども達がおおはしゃぎで変な動きをしてふざけたり遊んだりしていて、そういうのが自然に引き出せるこういう作品が何よりいちばんだと思いました。

 

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なんか宇宙人っぽいレン氏。