4歳以上が対象年齢だったのを知りつつも無理矢理行ったのでこれはもう自業自得としか言いようがないんだけど、案の定レンはわたしにずっとしがみついて全然踊らなかった。でも1時間くらいするとやっと慣れてきて、自分からみんなに近付くようにはなったので「よかったよかった」とウンポコさんと喜んだ。(ものすごく低いOKライン)
こども達は「洗濯機のマネをして!」と言われた時にまよわず「ドラム式」の物まねをしていて「ははあ、近頃はドラム式が主流なんだな」とどうでもいいことに感心しながらも、わたしは何も考えずにキリンや洗濯機の物まねができることを大いに楽しんだ。大人になってからというもの、何も考えずにこういうふうな事ができる機会って確実に減ってる気がする。
だって突然、洗濯機の物まねはできないもの。
あらどうしたの奥さん!ご乱心!?ってなっちゃうもの。
こどもが出来てよかったこと。の、いろいろは人によってさまざまだと思うけれど、とりあえずわたしは「こどもの遊びに付き合いながら堂々と童心に戻れる」というのはホントよかったことのひとつだと思っている。
自分は小さい頃、今ひとつ「こどもこども」した子供じゃなかった気がするので余計にだ。
3331アーツ千代田はもともと中学校だったところを改修して、アートの発信基地に仕上げた建物らしい。広いカフェや庭があって、こどもがのびのび走り回れるような開放感は元・学校ならではな感じ。建物全体に手がはいっており、バリアフリーなのでベビーカーでも楽々なのがよかった。
1F正面に「かえるステーション」というのをみつけたとたん、レンの目が突如ギラギラしだした。戸棚いっぱいに所狭しとおもちゃが並んでいるのだ。
もちろんミニカーもいっぱい!
ここではいらなくなったおもちゃとおもちゃを交換してくれるらしい。
「あの…こんなんでも良いんですか?」
おずおずとたまたま持ってたボロボロのミニカーを差しだすと
「いいんですよ~!どれでも好きなの選んでくださいね」
と、笑顔でおもちゃぎっしりの棚を指差すスタッフの方。
オープン当日だったこの日は特別、ポイント制ではなく即おもちゃに換えることができたため、レンは目移りしてなかなか決められないようだった。
なんて素晴らしいの・・・!
感動で軽く胸が打ち震えた。
すぐに新しいものを欲しがる年頃にはこれ以上良いシステムはないと思う。
しかも無料!これだけでも行く価値ありです。