妊娠・出産・育児日記

ベビーとシャル・ウィ・ダンス

2008年10月22日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

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「ベビーとシャル・ウィ・ダンス?」という講座があったので参加してみる。

ベビーヨガとかピラティスはよく聞くけどシャル・ウィ・ダンス?ってどういうこと??という疑問は行ってみて解けた。
なんと赤ちゃんをスリングにいれて抱っこしたままママ同士が社交ダンスを踊るのだった。先生もご自身のお子さんをスリングにいれてレオタード姿ですっくと立ってらっしゃる。やや逆光気味で。
 
「か、かっこいい・・・」
本来ならなんかちょっとおかしい光景なのだが、鏡ばりの練習場という状況下で見るとぴんと伸びた筋肉質な背筋が美しく、かっこ良く見える。
よ~し、わたしも!と基本のステップを習いスロー・スロー・クイック!とやってみるのだけれどこれが意外とムズカシイ。
そして抱っこしているレンが重い。
 
最後はペアになって男役・女役(各々ステップがまったく逆)を交替で何度も繰り返し練習するんだけどこれがもう大混乱!
音楽にのって優雅に・・・到底いくはずはなく
「あれ?どっちだっけ?わたし女?男?」
「いま男だから右じゃない?いや左か?女?」
と、あちらこちらでトランスジェンダー状態である。
おまけに先生までが
「あら?○○さん、今は女ですよ。え?違うの?男?」と大混乱。
 
そんな・・・アンタですら混乱するんだからこっちはその100倍混乱中だっつの!と思いながらも何とか頑張る。鏡にうつっている真剣そのもののみんなの姿(自分含め)と各々ぶらさがっている赤ちゃん達のほうけた顔が対照的でなんとも滑稽でつい笑ってしまいそうになり、ゆるむ頬を何度も引き締めるけど
やっぱりニヤニヤしてしまう。
しかし抱っこしているレンが重い。
 
終わってみるとひさびさに運動したこともあって「なんか爽快!今日は楽しかったね!」みたいな気分になったけれどとにかく疲れた。社交ダンスってハードだし何よりしつこいけど抱っこしているレンが重いのだ。これってパワーリストみたいなもんで、レンを下におろした途端体が羽根のように軽くなって軽快なステップが踏めるんではないか?と
思ったけれど、実際やってみると
「・・・え?男?女?」
とのろまな亀であることに変わりはないのだった。