妊娠・出産・育児日記

神戸での暮らし

2007年10月31日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

countdown_08.jpg

10月も終わり。

だんだん気持ちがソワソワしてきている。
この時期のこの気持ち、みなさんに分かりやすくお伝えするとすれば受験直前の心境にすこし似ている。あーもうジタバタしても始まらない!
けどジタバタしたい!早く楽にしてくれ頼む!!みたいな。
巷で言われるほど「ナーバスになる」とか「イライラする」みたいなことはほとんどなく一見、穏やかなヨン様みたいな面持ちで毎日を過ごしているけれどその実、受験生と違うのは日に日にひとつの事に長く集中できなくなってきています。
地に足つかず、常に地上から10センチくらい体が浮いている。
それほど長身な方ではないので周囲から気付かれていませんが。
おかげで作品制作もままなりません。
 
ヒマがあれば常にネットで出産情報収集、その後は本屋か古本屋に出掛けておおいに立ち読み大会&目ぼしい本があれば即購入。時にはハシゴ。
ふと思い立ってオリジナル体操。ヨガ教室やアロマテラピー教室などでもらった資料をせっせと読みふけり、またネットで情報収集。ごはん。
今でこんな偏ったネクラのリサーチャーみたいな日々なのにこれからどうなるんだろう?体が元気なのをいいことにそのうち街角に立ってさらなる生の情報を求め、主婦や経産婦とおぼしき女性達にアンケートをとったりインタビューしたりしかねないぞうっかり地上から10センチ浮きながら。おちつけ、私。とりあえず地につけろ、足。
 
というわけで今日は珍しく小学校からの幼なじみの女子2人を家に招いて楽しくランチ&お茶をしました。
偶然この時期に、生まれ育った「谷」へ帰ってきたそれぞれ状況の違う同じ歳の3人。来年になればまた遠くへ散らばってそれぞれの暮らしに戻って行くだろう。
表面は中学時代とほぼ変わっていないけれど人間、30数年も生きてくれば皆それなりに山も谷もございます。
山の高さや谷の深さはそれぞれだけれど思いがけない事態に直面することだって。
思えばこの1年、いいえこの数年ずっとそんな感じだった。
いまは束の間の、休息のじかん。
自分を信じていくのだ。
明日もがんばるのだ。(情報収集を)