みんなの出産エピソード

検診後の帰宅途中に大量出血・・・。危機を乗り越え無事に産まれてくれてありがとう!

2012年4月1日

ベイビートーイ編集部

全国のパパ・ママから聞いたみんなの出産エピソードをお届け。

私が第二子を出産したときの話です。

 

第一子を妊娠した際に、前置胎盤と診断され、帝王切開となりました。妊娠中に救急車で運ばれたり、分娩時には大量出血を伴う難産だったので、二人目は帝王切開にしても安産でいきたい!と意気込んでいました。妊娠の経過は良好で、今回は前置胎盤の可能性は低いといわれ、とても安堵していました。27週目の検診でも、赤ちゃんはとっても元気で問題ないと太鼓判をもらいました。

 

その検診の帰宅途中、旦那さんに運転してもらっている車の助手席で、不意に下半身に違和感が。じわっとズボンを貫通するほどの出血が。大慌てでかかりつけのクリニックにUターン。向かっている最中もドバドバ出血が止まらずに、車のシートは血の海に。このまま赤ちゃんがダメになってしまったらどうしよう…!不安で泣きじゃくっていました。

 

クリニックに到着すると救急車に乗せられ、県内唯一の大学病院まで搬送されました。詳しく検査されましたが、出血の原因は不明。このまま出血が止まらなければ、今日分娩になるといわれゾッとしました。検診ではまだ体重が1,500g程度だったのです。でも、日付が変わるころには出血も収まり、その日の分娩は避けられました。ただ、その日から大学病院のICUで安静入院となりました。約2ヶ月半の長い長い安静期間を耐え抜き、分娩の日を迎えました。

 

手術台の上で、大量出血した日のことを思い出していました。あの日に分娩にならなくて本当によかった。今日までお腹の中でいさせてあげられて本当によかった。そして元気な元気な産声が聞こえてきました。第一子よりも元気な声!涙があふれてとまりませんでした。きれいにされて、私のもとに連れてこられた時には、もう目が開いていました。これにはびっくり!お兄ちゃんは生後2日目にようやく目が開いたのに。本当に本当によかった。

 

子どもが無事に産まれるって、なんて尊い奇跡なんだろうと思いました。子どもの生命力に、感謝しました。

 

  • 赤ちゃんの今の月齢 : 5カ月
  • ニックネーム : ゆう
  • 性別 : 男の子
  • お住まい : 福島県

危機を乗り越え、約2ヶ月半の長い長い安静期間を耐え抜いたママさん!お疲れさまバブ!!ママさんのお腹の中で赤ちゃんもがんばったバブね。元気な産声を聞いた時の感動が伝わってきたバブよ〜。