ミルクジャポンブログ記事

やってみたいが叶う場所、kanduでcan do it!

2014年2月8日:ミルクジャポンブログ(2012年4月〜2016年9月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

ミルクジャポンブログに約4年間の連載。テーマはお出かけ。

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たのしいキッズの職業体験

kanduと初めて聞いた時、Can doをただめっちゃ発音良く言っただけだと勘違いしていた100均脳なわたし。

そんなわたしが、家族で行ってきましたよ。

先日、オープンしたばかりのお仕事体験テーマパークkanduへ!

ちなみにkandu(カンドゥー)とは、3歳から15歳までのキッズが、パイロットやCA、ネイリストやカフェ店員、はたまたファッションモデルやピザ職人まで、本格的で楽しい職業体験ができるというテーマパークのこと。

さて、のっけからなんですが。
kanduって何?はこちらのサイトがわかりやすかったです。

 

もう我慢できない。

 

言っちゃうか。

 

実はみんな思ってること、言っちゃうか。

 

これって…「キッザニアじゃん!」と。
「一体、何がちがうの?」と。

 

ハイ、説明いたしましょう。

 

ズバリ「やってることは同じだけど、親が楽しめる度がぜんぜん違う!」

 

キッザニアの体験エリアは子どもしか入れないけど、Kanduは大人も入れる。
だから、こどものすぐ側で一緒にドキドキが体験できるのです。

 

「ものすごい焦ってるけど、がんばってるな」とか

 

「あ、ひとりだけ制服ピチピチだな」とか

 

間近で成長を感じることができます。(フラッシュはNGだけど撮影ももちろんOK)
そしてお仕事によっては、なんと参加まで出来てしまうのです!

 

キッザニアに子どもを連れて行ったことのあるパパ・ママ達が一度は思ったことがあるに違いない、

 

「わたし(俺)の小さい頃はこんなのなかった…」

 

「わたし(俺)もやってみたい…」

 

が、叶う場所。それがカンドゥー。(ある意味Can do)

 

まぁ大人はコスチュームは着れないし、パンフレットにも

 

「基本は子どもが優先。進行や演出の妨げとなる行為はご遠慮ください」

 

と、きちんと書いてあるので(子どもより盛り上がっちゃう人いるんだろうな)
そんなに大人ははしゃげませんけども。

 

たとえば、SOSのサイレンがなる演出に過剰に反応して、いらぬリーダーシップを発揮してみたり、酔って(レストランではアルコールが飲める!)子ども警官や子ども店長に絡んだりしては絶対ダメです。

 

大人ができるのは、カフェのお客さん役とか、飛行機の乗客とか、歯科医師の助手役とか、そんな感じです。

 
 

手に汗握る、むすこのお仕事体験

数あるお仕事の中から、うちのむすこが選んだお仕事は

 

「エンジニア」
「歯科衛生士」
「建築士」
「救命救急士」

 

の、4つでした。

 

パイロットもやりたかったそうなのだけど、こちら男子の職業の中では1番人気らしく(女子はファッションモデルですって)早々にすべての予約が埋まってしまっていました。
絶対やりたいお仕事があるキッズは、まず先に予約をとることをオススメします。
このへんはキッザニアと一緒かな。

 

しかし、せっかくだから何か華やかな発表の場があるお仕事もやってほしいな〜と思うのが、欲張りな親心。

 

「あ、エンターテイナーとか楽しそうだよ!ピーターパンやるみたい。」
「ラジオのDJだって〜、きゃー、面白そう!」

 

などと、むすこの隣でわざとらしく大きめのひとりごとを言ってみるものの
・・・全く反応せず。完全にシカト。

 

まぁ、とにかくシャイな性格ゆえ、無理にラジオのDJなんかやらせた日には放送事故ばりのハニカミを披露、わたしは柱の影からヤキモキ…これって誰得?というのが目に見える。

 

当たり前だけど、やりたいお仕事をやらせてあげるのが1番です。

 

 

良くできてるな、と思ったのはコスチューム。
これを最初に着せてもらうと、スイッチが入るのか子どもたちの表情がキリっと変わる。
その瞬間を近くで見られるのは、なんかちょっとイイ。
もちろんココは、親馬鹿シャッターチャンスです。

 

むすこが最初に挑んだのは「富士通テックラボのエンジニア」です。

 

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(※以下、ネタバレあり。何も知らずに体験してみたい!って人は「 ※ネタバレ終わり」まで読みとばしてね)

 

研修中にいきなりSOSサインが点灯し、ウイルスの侵入によって世界のシステムが壊れ、街中が混乱しているという情報が入る。
色めきたつエンジニアたち。
混乱した世界を救うため、モニターに映しだされた自分たちの姿を見ながらARのウイルスと格闘。

 

ポコポコヘッド(a.k.a島木譲二)のような両手パンチでウイルスをやっつけて、めっちゃ楽しそう!

 

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さらに、PCのキーボード入力でウイルスをやっつけます。
ここは映画「サマーウォーズ」でいうところの「よろしくお願いしまああああす!!!」の名シーンを彷彿させるが、いかんせん6歳。
ものすごいゆっくりの、指一本アンブラインドタッチです。しかも間違えます。

 

でもいいの。大切なのは、世界が救いたいっていうその気持ち…だよね?

 

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「よろしくお願いしまああああす!!!」

 

一緒に参加している小学生くらいのお兄さんたちは、さすがにキーボード入力も上手で、みんなで協力した結果、無事に平和を取り戻せました。
よかったね。

 

最後にロゴ入りのIDカードをいただき、記念撮影をします。

 

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むすこはコレが気に入って、家に帰るまでずっと首からさげていました。
今でも枕元に置いて寝ています(笑)。

 

締めの言葉で「これで君も、富士通のエンジニアだ!」と言われて、むすこ本人よりも私たち親の方が胸熱。
(え、今のホント?大企業に就職ゲットだぜ!こんなに立派になって・・ヨヨ)
と「上がり」の気分を味わうことができます。

 

ハッ…まだ幼稚園児だった。
道のりは長いよね。でも、夢を、ありがとう。

 

 ※ネタバレ終わり

 

そんなこんなでエンジニア、ぱっと見、地味なアクティビティに感じられるかもしれませんが、イキイキとした表情を近くで見られて、一緒に手に汗握って、何気にとっても楽しめました。
オススメです。

 

その他、歯科医師、建築士なども順調にこなし、あっという間の3時間でした。

 

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kanduは3時間入れ替え制なので、キッザニアと比べるとちょっと短いですね。
実際、広さも職業の数も、キッザニアの半分くらいだそう。
でもわたしにとっては(無理のきかないアラフォー世代)コレぐらいが疲れなくて、ちょうど良いなーと思いました。

 

kanduの魅力と今後の期待

そうそう、忘れてはならないのがココ!
施設の中央に500席以上のレストランフロアがあって、その中のテーブルをひとつ自分たちの「基地」にできるのです。
お仕事体験エリアはその周りをぐるっと取り囲む造りなので、席から子どもたちの様子を見守ることもできます。

 

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いわゆる「指定席」なので、ここに貴重品以外の荷物やコートを置いて、アクティビティの間に休憩したり、食事やデザートを食べに戻って来たりができる。
うちにはベビーがいるので、ここにベビーカーを置けてとっても助かりました。
荷物の多い子連れには安心ですね。
トイレにはおむつ交換台、授乳室も完備です。

 

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うーん、快適快適♡

 

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街の世界観や内装も可愛くて、ちょっとしたディ◯ニーランドとチャーリーとチョコレート工場を足して2で割った感じ。

 

ファッションショーやエンターテイナーのステージなんかもすごく良く出来ていて、かなりウットリとその世界に入り込めます。

 

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ただね、2つだけ言わせてください。

 

実はこんなおもしろい設定があるのに残念ながら、ぜんぜん伝わってこなかった。
あ?そういえば、入り口が大きな鍵穴になっててそこから入ってきたな、、、とか、なんか犬だかドラゴンだかのキャラクターがいたな、、、とか思い出すんですけど、それが頭の中で「おしごと体験」とうまくつながらない。
これはわたしが産後で、脳みそ年齢が60歳だからかもしれませんが。。。

 

そのあたり、もうちょっと全面に出したら(エントランスでオープニングムービーにして流すとか?最初に説明してくれるスタッフさんが、ジョニー・デップ並みの怪演で天才発明家サガモンドに扮するとか?)もっといいのにな〜、と思いました。

 

あと、まだ一般公開から2週間ちょっとだったせいか、若いスタッフさん達のぎこちなさを若干、感じました。
これって、オープン当初のレゴランドもそうだったけど、海外から来たテーマパークの立ち上げあるあるじゃないでしょうか。

 

でも、海外から来たテーマパークの代表選手、某・夢の国はそのへん、見事に克服してますよね。
え、そこと比べる?という声が聞こえてきそうですが、いやいや。
わたしは、この子(kandu)はそこまで行ける!と踏んでいます。(何様?)
だって、もっともっと夢が見たいから♡

 

このあたりがもう少し強化されたら、ちょっと駅から遠い(バスで10分)とか、そもそも幕張って遠いよね、、、とかそんなつまらない大人の事情を差し引いても、絶対にまた行きたくなる鉄板テーマパークになるんではないでしょうか!

 

何より、子どもからのリクエストがハンパなくなると思います。
わたしはすでに、もう一回行きたいもの。

 

というわけで、今後に超期待♡

 

 

現場からは以上です。