兄嫁が甥っ子ふたり(6歳/4歳)を預けにくる。
わたしは普段、離れて暮らしているのでなかなか神戸にいる甥っ子達と向き合うチャンスがなかった。なのでコレいい機会!と半日一緒にいたら、超疲れた。
甥っ子のなかでは一番最年長の、ツカサは今年小学1年生になったばかりで将棋と公文とソロバンを習っている。好きなものは「数字」と「野球」。まずここで、「え・・?好きなものって虫とかお菓子じゃないの?」と面食らう。面食らいながらも、野球か!やっぱ男の子だね~!と笑いかけると、プロ野球も高校野球も全て「数字とデータ」の観点から見ているらしく有名選手の背番号と打率や防御率は全て頭に入っている。
なんかドン引きである。
「今日、報徳って勝った?」と聞かれてそちらに全く疎いわたしが「さあ?」と答えるとこいつ話になんね~!とばかりにさっさと自分でPCをたちあげググッて高校野球の公式サイトを探して結果を確認。ここまで15秒くらいである。
あ~、でも最近の子はそうなんだよね?
でもやっぱりお菓子は好きだろう!なんだかんだ言っても子供だしな!と東京みやげのお菓子を手渡すとひとくち食べてテーブルに置き「僕、バナナクリームは苦手なんです」と。ナヌ!こいつ・・・。
そうこうしているうちに、一緒に来ていた4歳の弟と何やらヒソヒソ話を始めた。聞くと、ふたりの「子供部屋」に作り上げた妄想の世界の話らしい。
これくらいの年の子供は全員、夢の国の住人だ。
誰でも「自分だけの幻影城」を持っている。
わたしだって5歳の頃は「屋根裏部屋のおやゆび姫」だったし。(欲張っていろんな要素を持ってきて逆に可哀想なことになっている)
ふふふ、な~んだ。
そういうところは子供らしくっていいじゃなーい!と可愛くなり「その世界での、ふたりの名前は何?」と聞くと
「保育補佐とベテラン藤井。」と返事が返ってきた。
ちなみに小学校でのあだ名は「マヨネーズ」らしい。
・・・まぁいろいろあるのだろう。
散らかった部屋で自由にやる子供達