ミルクジャポンブログ記事

夏休みだ!直島へいこう。(中編)

2012年8月28日:ミルクジャポンブログ(2012年4月〜2016年9月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

ミルクジャポンブログに約4年間の連載。テーマはお出かけ。

 

この夏、またさらにむすこが巨大化して行く先々で「何年生?」と聞かれて「…4才なんです」「!?」「ぐんぐん育っちゃってーテへへ」というやりとりを何十回となく繰り返したわたしです、こんにちは。もう服にマジックで「4才」って書いてやろうかと思いましたよ。来年着れないけど。

むすこも、もう聞かれるの予測して「4さい。くるまできたの。」と突然、知らない警備員の人に口走っちゃったりしてましたからね。その人からは聞かれないんじゃないのと思いましたが、交通手段までも赤裸々に。

 

さあ、いらぬ前置きはさておき、お待たせしました。

ボヤボヤしてたら夏休みが終わっちゃうので、「夏休みだ!直島へいこう。」の続きを急ぎ足で書いていきますよー。前編はこちら

* * *

 

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宮浦港にある海の「玄関」。えらいスタイリッシュ!と思ったら、設計は建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した妹島和世+西沢立衛/SANAAですって。

 

 

町営バスの車窓から

さて、なんとか無事に町営バスに乗り込んだ私たち。

100円(小学生以下無料)で、とってもリーズナブルなんですけど当然、島民の方々が利用するバスなのでこれがまー、混んでる混んでる!

満員のバスに揺られて大粒の汗をかきながら、ふと顔をあげるとベネッセハウスの宿泊専用送迎バスがスーッと隣を通り過ぎていくのが見えました。こころなしか乗ってる人々もさらっと涼しげな表情で。

ベネッセハウスに宿泊すると、直島のアートスポットを巡る送迎バスを利用できるそうです。ほほーう。

いやでも、町営バスも悪くないんです。キキさんに直島がなんでアートの島になったのか?なんて話を聞いていると、地元のおばさん達が「よく知ってるのね〜」と話しかけてきたりして、地元の方との会話も弾みました。

「国内だけじゃなく、外国のお客さんもたくさん来てる。びっくりしたけど島が賑やかになるのは嬉しいね」と、地元のおばさん。

そっか〜。かつては製塩業がさかんだったという直島。きっと静かな島だったんだろうなあ、なんて思いながら、意外にアップダウンのはげしい島の道を走るバスに揺られていく。

 

穏やかな海と緑の影のコントラストくっきりな風景と、たまに思い出したかのようにパッと出現する現代アート作品が、入れ替わりにくるくるといろんな表情をみせながら車窓を流れていくのをみていると、汗がまつげについてるせいか、全部がまるで夢みたいにキラキラして眩しい。

むすこはというと、ちゃっかり席をゆずってもらって、半目でうつらうつら。

そんなこんながもう二度と味わえない、ひと夏のシーンようでちょっと切ないな。思えば遠くへ来たもんだ〜…などと勝手に感傷的になっているうちに、バスは地中美術館へ到着!

 

 

いざ地中海水族館へ

まず、カラフルな花が咲きほこる山中の緑道をてくてくと歩いていきます。

 

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傾斜はけっこう急だけど、この先に地中美術館が待っていると思うとワクワクする。ディズニーランドのエントランスまでの道がちょっと坂になってるのと似ている。

「ここは、モネの庭をイメージして作られたところなんよ。」とキキさん。

 

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そう言われて「え!どこが?」と、脇をみると道沿いの池に蓮の花が、そこここに浮かんでいる。

ほんとだ、モネの絵みたい!全然気がつかなかった。

「モネの庭」をイメージした庭って日本各所にあるけれど(本家はパリ郊外のジヴェルニー)ここは静かで人がいなくて、言われないと気がつかない奥ゆかしさがなんだか、いい。モネ庭界の草野仁って感じ。

坂をのぼりきったところに、どーん!と美術館の入り口発見。

 

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さあ、ここからは撮影禁止なので、わたしのつたない文章でご説明します!

と、いいたいところですが。ちょっとボリュームが出てしまったのでまさかの後編に続きます。

てかいつまで続くんだこれ!

 

★至急★
どなたか、わたしに短くておもしろくて簡潔な文章が書ける能力を伝授してください。
★おしらせ★
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