友達夫婦のお誘いでMake Japan Meeting03へ行く。
レンとちょうど1ヶ月違いの女の子がいたので仲良くベビーカーを押しながら八王子のデジハリまで。
こういうイベントは初めてなので、どう説明していいのやらわからないけどガジェット(電子機器)の文化祭みたいなもの?
とは言っても出展してるのは学生だけじゃなくて企業や研究者などかなり「本気」なひとたちである。いわゆる「濃い」人たちである。
いろいろ極めてたらおじさんになっちゃったよ~でも心はキラキラ・・・と
いう人もちらほら。というかほぼ大半がそのタイプかも?
最新のテクノロジーやARを駆使した凄いものからアイデア勝負の工作までがずらりと雑多に並ぶなか、外国の市場に来た時のような気持ちでねり歩く。
「あら?これは何?」と立ち止まったとたんに制作者(心はキラキラ)の方がおもしろいほど軽快に解説してくれる。
「世界最小のMP3プレイヤーなんですよ!」とか
「手作りの電子楽器です!触ってみてください。」とか
楽しく感覚的に触れるものが多く、かつ説明もわかりやすいのだ。
稀に「Arduinoや弊社電子キットを使用したりC言語でプログラミングする為の…」「????」みたいなこともあるんだけどほとんどがわたしみたいな「ド素人」でも理解できるものばかりだった。
ここで驚いたのは、制作者たちのコミュニケーション能力の高さである。
自分たちが自信を持って作ったもの!という気持ちが全面に出ていて清々しいくらいだし「どうやったらこれの良さをより多くの人に伝えられるだろう?」と真剣に考えた痕跡がみてとれる親切な説明をしてくれるのだ。
こういうタイプの人って口下手なのかな?という完全に見た目で偏見を持っていたけど全然そんなことはないのだ。それが新しい発見だった。
ホントはそうじゃなくっちゃいけないのだ!とハッとさせられたし要は「愛」なのだな~、と思った。
10年前、働いていた会社の社長(のちに生意気な女優と結婚)が面接の時にわたしに言った言葉がある。
「夢も愛も信じるな!信じていいのはテクノロジーだけだ」
「ほえ~。そんくらいじゃないとメディアはクリエイトできないのか」と当時のわたしは口をあんぐり開けて思ったものだけれど、そうじゃないのだ。
テクノロジーこそ、夢と愛がたくさん詰まったものなのだ。
なんかそーいうこと忘れてたなぁ。。。と
メディア手品師・マルコ・テンペストの手品を観ながら思った。
AR(拡張現実)ってこういうこと。わくわくしちゃう。小さい頃ドラえもんを観ながら夢みていた「明るい未来」はもう目の前だ!