妊娠・出産・育児日記

TIAA授賞式レポ

2010年6月10日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

baby rattle bab babがめでたくも東京インタラクティブ・アド・アワード2010にてブロンズを受賞したので、3日に青山ダイアモンドホールで行われた授賞式とパーティに行ってきました。そう、子連れで!

これはなかなかない機会なので、ちょっと長めにレポしたいと思います。

 

子連れ??と眉をしかめられるかも。と正直不安に思いつつも、もともとレンがいなかったらこのアプリはこの世に生まれてないので、受賞の知らせを聞いた時から連れていこう!と決めていた。
一応わたしもちょっぴり着飾り、普段の3割増ぐらい化粧もほどこして準備OK。

 

さてさてレンにもぴしっとした恰好させたろかと3月末に結婚式に出席した時と同じこどもスーツ(紺ジャケット+半ズボン)を着させようとしたら、太って半ズボンのホックが今にもはちきれそうにぴっちぴちピンチ!
無理に留めるのも気の毒なので、仕方なくホックは留めずシャツをズボンにはインせず上にだして隠しておいた。
でもこれじゃいつ足元にずり落ちてオムツ一丁になるか不安でしょうがないわ…よし、サスペンダー装着だ。ふう、なんとかなった!

 

会場に着いたとたん、予想以上にフォーマルな雰囲気にビビる。
関係者とおぼしきスーツ姿の人達がざっと100人ぐらいいる。
ベビーカーの場違いなこと!さっそく受付で「部外者」と勘違いされ、別の受付に通されそうになるが「ええと、当事者です」という同行のKちゃんのフォローで何とかなる。

まぁここまでは想定内です。

 

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胸元に花を飾って着席すると、司会者が声高らかにスタートを宣言したのを皮切りに紹介映像と派手な音楽が大音量で流れ、最初は眠っていたレンも飛び起きて何事か!と目をシロクロさせていた。

結局、壇上に蒼々たる顔ぶれである審査員方がズラリと並んでから授賞式が終わるまでの1時間半もの間、レンはずっとこの状態。。。

 

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あたまから毛布をすっぽりとかぶってしまい、呼びかけにも一切答えないという
「わたしは貝になりたい状態」なのだった。
人見知りMAXな時期だし、相当びっくりしたのだろう。
なんかかわいそうな事しちゃったかもしれないナ…などと切なくなっていると。

 

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どっこい、パーティではこの状態。
いつの間にやらサスペンダーをはずし、革靴もソックスも脱ぎ捨てて裸足で会場を走り回っていたのだった。
・・・ビュッフェ形式のお料理の中に山盛りのソーセージを見つけた瞬間から。

 

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この会場で、なんか貧乏くさい裸足の子供がsausage!sausage!と言いながら走り回っているのを想像してほしい。
「ほほほ…どこのお子さんかしら?」と思わず他人のフリをしたくなったが、どうごまかしてもソーセージを両手にかかげて満面の笑みで一直線に走って来るもんだからしかたない。
わたしはレンのズボンがずり落ちてオムツ一丁になってしまわないか?というどうでもいい不安と闘いながら隅の方でヤケになってお酒をガブ飲み、ソーセージを沢山食べました。

 

というわけで、なかなか貴重な経験をさせてもらいました。
何より、こんなにも「誰やねん」な無名のわたし達に賞をもらえたのがとびきり嬉しかったです。ありがとうございました。
これからもソーセージの親子…いえbabbabをよろしくおねがいします。