お風呂でわたしが頭を洗ってるときふと、浴槽で遊んでいるレンに向かって「シャワーかけて!」とシャワーのノズルを渡しながら注文してみると、よしきた!とばかりにジャワワワーっと頭上からお湯をかけてくれた。
おお、結構使えるじゃんかこの人!と嬉々としながら頭をゴシゴシ洗っていると
「おめめ、つぶっててね…」
とめっちゃ優しい声が頭の上から聴こえてきてハッ!とした。
顔に流れる泡もそのままに、思わずレンの顔をぼうっとみてしまった。
え・・・?今の、あなたのセリフ?
いつもわたしがレンの頭を流す時に言ってたセリフなので、覚えてたんだな~とちょっとびっくりした。
「ありがとう、つぶってるよ」と言うと
「しょうね(そうね)…」と嬉しそうなレン。
(おなかぽっこり幼児体型の立ち姿なのに妙に大人っぽくみえたりして)
最近、こういう何気ないコミュニケーションがスムーズになってきた。
人間、ホントはことばがなくてもわかりあえるはずだけど、言葉で確認するっていうのは物心つかないコドモですらうれしく大切な作業なんだという気がする。
外国で言葉が通じない時の、あの心細さが日ごとに薄れていくような感じ。
ベビーサインはずいぶん助けになったけど、それでも今まで大変なストレスだったんだね、君も。

手作り段ボールカーでベランダをドライブ。この夏、何台作っただろう。