最近、ベビーカーで地下鉄などの階段を降りる時は自分でベビーカーをかつぎあげ、レンには歩かせて降りることにしている。
時間がある時はエレベーターのある降り口まで歩くんだけど急いでいる時は実はこれがいちばん早い。
しかしウチのベビーカーは結構デカイのでその見た目が余りにも「頑張っちゃってる感」ビシバシなのか親切な人が「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくれることが多い。
先日などはカップル(男性の方は外人さん)が走りよってきて助けてくれた。すごく恐縮する。結構わたし力持ちなんで、自分でも運べないことはないんです・・・と思ったりしてなんか申し訳ない気さえする。
でも本当にほんとうに助かる。
この間も、ゲンポコとその友達ヒロシ(♀)が別の方向なのに改札に入ってベビーカーを運んでくれて、またありがたくかたじけなく思った。あまりにもありがたくかたじけないので、1人で移動する時はベビーカーでなく自転車にしたほうが良いんでないか、と思った。持ってないけど。
それにしてもうれしかった。
生き馬の目を射抜くような熾烈なこの現代社会で、ひとに優しくされた時の感激はひとしおだ。自分も必ずや恩返しをしたいと思う。
一方、母がレンの靴だか服だかを西松屋で買ってくれたと言っていたので「服が全部ちいさくなってきたよ」(だから買ってくれて助かったよ!みたいなニュアンスで)というメールを、ちんちくりんの服を着たレンの写真付きで送ったら
「それで?」
という3文字のみの、他人以上に他人な返事が来たので目が飛び出た。
エリカ様かよ!
・・・
これって、なんとなくバランスはとれているのか。
ありがたく、かたじけない。
2009年9月26日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用
代表 平野聡子 / satoko hirano
初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。