妊娠・出産・育児日記

はじめての高熱その2

2008年11月25日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

レンが痙攣を起こしたことを伝えた為か、わたしのこの世の終わりみたいな表情が功を奏したのか、待たずに救急外来診察室に通された。
その時はすでに痙攣はおさまっており、眠いのか大あくびをしているレン。

先生は熱性痙攣について、丁寧に図を書きながら説明してくれて「6歳くらいまでの子が高熱を出した時によく起こります。
痙攣は熱が上昇する時に出ます。(その時の熱は39度5分!)
見たところ、単純性のものなので心配ないでしょう」とのこと。
座薬とお薬を処方してもらい、お礼を言って病院を後にする。

座薬については、2度目なのですっかり要領を得ている。
ここはあたしに任せて!って感じである。
ぷすり、とお尻にいれて様子を見ているとぐったりしていたがそのうちスヤスヤと眠り出した。そのまま夕方まで眠って、バナナを食べてお薬を飲んだらまた寝た。
相変わらず体は熱い。冷えピタなどは嫌がってすぐ外してしまうので熟睡してからおでこに貼る。レンの様子をちょいちょい見ながらわたしは冷蔵庫にある野菜で大量の野菜スープを作った。
にんにく、生姜、玉ねぎ、人参、ブロッコリー、じゃがいも、カボチャ、セロリ、キャベツなどをじゃんじゃん切って、コトコト煮込む。
ハーブとソーセージもいれてまたコトコト。
これがもしも突発性発疹なら長期戦になる、と思ったからである。

 

翌朝、熱はすっかり引いていた。36度1分。

ホッとして着替えさせ、ごはんを食べさせるとまた眠ってしまった。
ふと寝顔を見ると大量の寝汗!布団がびっしょり濡れている。
これは・・・と思い、かかりつけの病院へ行く。なんと20人待ち。
その間、レンは嘘みたいにカラッと元気でハイテンションで困る程だった。
おもちゃのあるキッズスペースから場外乱闘で遊びまくり、おもちゃの
フライパンを振り回したりするので「おやまあ、この子なんで病院に来てるのかしら」みたいな目で見られる。
わたしはドーモスミマセン、みたいな顔でフライパンを持った我が子を一生懸命追いかける。まるでサザエさんになったような気持ち。