私が20代前半の頃、再婚した母が妊娠しました。
母は40歳でした。
高齢出産ということもありいろいろと不安を抱えていた母でしたが、相手の男性は「絶対に産んで欲しい」「命を大事に育てていこう」という熱意があり、母も心強くなったそうです。
経過は順調で、臨月におしるしがあり、数日後の朝に陣痛がきました。
こんな日に限って、相手の男性にはどうしても抜けられない仕事が。
近くに住む姉も駆け付け、私と交代で水を飲ませたり腰をさすったりと母のサポートをしました。
1日中苦しんだ母。夜中にやっと10分間隔になり産院へ。私が付き添うことにしました。
分娩室の扉の前で待ちましたが、いきむ母の声や励ます助産師さんの声、お医者さんの声も聞こえてきます。
私は立ち上がって夢中で
「がんばれ!がんばれ!」と叫び、「元気に産まれてこーい!」と祈ったのを覚えています。
そして、「おぎゃー!」という産声を聞いたときは鳥肌が立ち、感動して涙が止まりませんでした。
「おめでとう!男の子ですよ!」と聞こえてきて、また泣いてしまいました。
母はこうして痛みに耐え私たちを産んでくれたんだ。
痛かったよね、よくがんばったね。
赤ちゃん元気に泣いてる。
こんなに生命力を感じられるなんて、出産てすごい!と興奮しっぱなしでした。
母の陣痛から出産までをそばで見て感じられるなんて、すごく貴重な体験をしたと思います。
- 赤ちゃんの今の月齢 : 8歳
- ニックネーム : しょうたろう
- 性別 : 男の子
- お住まい : 埼玉県
お母さんの出産に大人になってから立ち会うのはとっても貴重な経験バブ!自分を産んでくれたことにも改めて感謝の気持ちが溢れるバブね。娘たちに見守られてお母さんもよかったバブねぇ☺︎