見つめ合う日々（7ヶ月と8日）

一日一回、離乳食のおかゆとゆでた野菜をすりつぶしたものを食べているレン。
普段あまり喜んで食べないのだけど今日はことさら機嫌がよかったのか、どんなに早くスプーンを口に運んでも全部貪欲にキャッチするのでおもしろくて笑っていたらレンも「ヒャハハハハハハ」とつられ笑いをしだした。
試しに変な顔をして見せると「ヒャヒャヒャヒャ！」と爆笑！
しまいには笑い過ぎて、鼻からおかゆを出していた。
抜群の笑い屋である。
これは！とわたしはハッとした。
笑い過ぎて鼻から食物を出す人を見たのは小学生の時給食（主に牛乳）を鼻から出すお調子者の男子を見て以来である。
思えば彼はあんまり女子にモテてなかった。
気をつけて育てたいと思った。
 
これも機嫌がいい時に限ってだけど目が合うとそれがどんな時でも鏡越しでも声を出さずにニヤ～と笑いかけてくる。ニコッというよりはニヤ～という感じ。
こどもの視力が完成するのは5.6歳と聞いたことがあるのでまだ良く見えてないんだろうな、と思いつつどこまでいけるかな？と目が合ってお互いにニヤニヤした状態のまま後ずさりしてみた。するとどこまでも目が合っている。
台所を通り過ぎ、玄関まで来て、まだ目が合っている。
ので、ついに玄関の外に出てしまった。
ちょうど廊下でペンキ塗りをしていた大家さんがドアが開いたと思ったら、お尻からわたしが出て来たので（しかも不気味にニヤニヤしている）びっくりしていた。
 
結構イケることが分かった。
 

 
この距離で、笑顔で見つめ合いながらお皿洗いなどの家事をこなす毎日。
みんなこんな感じなのだろうか？なんか、照れる。