大阪で本日千秋楽であった「犯さん哉」に行こうかどうかすご~く迷ったけれどやはりこの時期、大阪まで行く事に一抹の不安を覚えて断念。
だんだんひとりで行けるエリアが狭くなってきました。
そのうちわたくしの行動半径は1キロ以内「最寄り駅まで」とか「パティオ(最寄りショッピングセンター)まで」になり、次第に「家から数百メートル以内の公園まで」になりとうとう最後には「家の中」に収まっていくのかしら?
「ものの本」によると「その日」が近付くと人は
「だんだん外出する気分ではなくなり、なるべく予定を入れず家で
ゆっくり過ごしたい。と本能的に思うようになるでしょう」
と書いてあったけど今のところそんな事ありませ~ん。
遠くへ!もっと遠くへいきたいよう!!と巣ごもり本能どこ吹く風。。。
とは云えやはりいつもの安心コース、母とハーバーランドに出かけて映画を観よう、ということになる。
毎回「これで映画館ともしばらくお別れか・・・」と目を細め今生の別れ!といった覚悟で観ています。
この際、タイトルは何でもいいのだけれどここはやはり母と観るなら「続・三丁目の夕日」。どんだけすきやねん!
いいえこれは好き・嫌いではなく儀式みたいなものです。
そしてお約束だけど親子並んで、これでもか!と涙腺を刺激してくる畳み掛けラストでおおいに泣く。もう、わんわん泣く。
何が悲しいって、子役の須賀健太君が「ちょっと可哀想な少年役」を演じさせたら絶品なのだ。顔の造りから体の線まで使って全身全霊で「かわいそうな感じ」を出してくるのだ。そして肝心なところで敬語。わたしはなぜか昔から「こどもの敬語」「頑張っているこども」に弱いです。
かつて黒板純役で「こども敬語界のトップランナー」として一世を風靡(わたしの中で)した吉岡秀隆と「こども敬語界」きっての期待の新星・須賀健太君が同じスクリーンに!という時点で
感涙にむせぶ次第であります。というわけで泣きどころ満載。映画が終わって外に出ると「THE・神戸」みたいな夜景がそこにバーン!とありました。夜風がつめたくなってきました。