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2025年9月13〜15日の3日間、杉並区の科学体験施設IMAGINUS(イマジナス)で開催された、「いこーよフェスタ2025」。
3日間で約3,200人が来場し、予約枠がわずか10分で埋まる大人気イベントです。
そこにやってきたのは、プレス腕章をつけた4才から小2までのアートデザインラボのコドモ記者たち。体験取材に挑戦!ということで、どの記者もワクワクが抑えられない様子。
各出展者のみなさんから直接、お話を伺いました。
キョロちゃん登場で一気にボルテージ上昇!
取材開始早々、森永製菓のキャラクター「キョロちゃん」が登場!「わー、本物だ!」と生キョロちゃんに会場のボルテージが急上昇。
一発目からキョロちゃんに会えて、意気込み十分、テンション高く取材に臨んだ記者たちでした。

撮った数だけコミュニケーション!コクヨ 好奇心応援プリントカメラ「はろぷり」
コドモ記者が最初に体験したのは、撮影するとすぐに写真が出てくるポップな色合いのカメラ。
「すぐ出てきた、しかも白黒でカッコいい!」(小2・記者)
楽しくてシャッターを押す手が止まらない記者たち。撮った写真はフレームに入れデコレーション。「誰にプレゼントしよう?」と考える時間もまた記憶に残るひとときでした。
「このカメラは“子どもの目線”で家族の思い出を残せるツールなんです」と担当者さん。フィルム代を気にせず、どんどん撮影できるところが魅力です。写真を通して、家族間の会話を自然に生み出すことを目指しています。」とお話してくれました。



ミライのお菓子は耳で味わう!?森永製菓のおやつの音
お菓子の味や匂いではなく「音」に注目したユニークな展示。日頃、よく食べているお菓子の新たな一面を教えてくれました。
「サクッていう音、気持ちいい!」(小1・記者)
「おいしそうでヨダレが出てきちゃう」(4才・記者)
「お菓子は音でも楽しめる」という担当者さんの言葉に、コドモ記者たちはびっくり。
森永製菓では、「音で、もっとおいしく感じる」といった切り口をはじめ、さまざまな角度から商品の魅力について研究しているそうです。耳を澄ませて、興味しんしんのうちにあっという間にスタンプラリー完成!お待ちかねのご褒美お菓子をいただいて、ホクホクの笑顔いっぱいのこども記者たちでした。



重ねてもっとひろがる、自由!三菱鉛筆「水性サインペンPOSCA うちわづくり」
鮮やかな発色のマーカー「ポスカ」でうちわ作り。
記者たちは、思い思いのモンスターをうちわに表現していきます。
「みて!同じ色でも重ねたら違う感じになった」(小1・記者)
「ずっとやりたくなっちゃう」(小2・記者)
体験前に色彩の組み合わせを学ぶ時間があり、記者たちはグッと前のめりに。
重ね塗りが得意な鮮やかな発色のポスカは、乾くのを待たずにスルスル描けちゃう。
担当者さんは「ポスカは絵の具よりも手軽で、思いついたらすぐ出来るところが魅力です。プロのアーティストも使う本格画材ですが、子どもの自由な表現を支えるツールでもあります」と語ってくれました。



正解を探すだけじゃない。東京大学CAST「身近な科学にふれてみよう」
現役東大生によるサイエンスコミュニケーションサークルCASTのブースでは、目の前で科学実験ショーを繰り広げてくれます。「どうなると思う?」「予想は?」というお兄さんの問いかけに、ハイハイ!と勢いよく記者たちの手があがります。
「予想と違った!くやしい」(小2・記者)
「難しいと思ったけどどんどんやりたくなる」(4才・記者)
「科学は正解を探すだけでなく、考えて試すことが大事なんです」とお兄さんが語ると、記者たちは大きくうなずいていました。



創造博士に、オレはなる!パイロットコーポレーション PILABOT「ピラボッツと発見!」
タブレットに描いた絵がARで動く「Cotobable(コトバブル)」や、段ボールのハンガーにジュースペイントで絵を描く体験。
「動いたー!もっとやりたい!」「次は僕の番だよ!」(小2・記者)
自分の描いた絵が目の前で魔法のように動く体験は、取り合いになるほどの人気でした。
そして段ボールハンガーに取り掛かった途端、さっきまでの喧騒が嘘のようにビシッと集中モードへ。ジュースペイントのすべるように滑らかな描き心地に、コドモ記者たちはすっかり心を奪われた様子でした。
担当者の方は「描くこと自体がコミュニケーション。ペンは気持ちを届けるための道具なんです」とお話してくれました。



永遠にベイバトルしていたい「BEYBLADE X」体験会
「これXダッシュだよね!」「俺、全シリーズ知ってる!」(小2・記者)
担当者の方が驚くほど、ベイブレード博士ぶりを発揮するコドモ記者も。
かっこいいデザインの最新ベイブレードの登場に、記者たちの興奮はマックス!
「こんなにときめきが止まらないおもちゃ、他にある?」と大人記者も驚きでした。
世界大会も開かれるなど、グローバル展開を進めていることを知り「大人になってもずっと遊べるんだ!」と喜びの声をあげていました。



五感を刺激する、ふしぎな粘土 銀鳥産業 さわって学ぼう「お米のねんど」
「においがちょっとお米みたい」「モチモチしててずっと触っていられる」(小2・記者)
「赤ちゃんでも遊べそう!」(小1・記者)
時に匂いを嗅いでみたり、カラフルな見た目や触り心地を楽しんだり、五感をフル稼働する記者たち。お米で出来た粘土には心を落ち着かせる効果があるのか、時間を忘れて思い思いの創作に没頭していました。
担当者の方は「安全で楽しく、子どもの感覚を育てる製品づくりを心がけています」と説明してくれました。
移動さえ楽しい、仕掛けがいっぱい
ブース間の移動中にも、竜巻装置などを作るWSやプロジェクションマッピングがあったり、ユニークなデザインの椅子の展示があったりで、なかなか先に進めません。
まさに飽きる暇なし!
「あれやりたい!あとで絶対戻ってくる」(小1・記者)と心に誓っている記者の姿も。
会場設計や演出の巧みさのおかげで、約3時間の取材を最後まで集中して楽しめたのでした。
いこーよフェスタへの取材「ありがとう、コドモ記者たち」
最後は「いこーよフェスタ」の運営担当・上野さんにインタビュー。
「未来はどうなっていきますか?」(小2・記者)
上野さん「みんながとにかく楽しい!と思う世界になってほしい。今日、みんなが(いこーよフェスタで)好きなものを見つけたら、もしかしたら次は子どもたちにそれを伝える側になっているかもしれない。なので、みんなも好奇心をたくさん育んで、今日会った大人たちみたいに好きなもの・ことを仕事にしたり、楽しい!を伝える側になってほしいな、と思っています」
「このイベントは、どんな人が手伝ってくれましたか?」(小3・記者)
上野さん「一緒にイベントを準備して作り上げた人たち、今日来てくれたお客さんたち、数えきれないほど多くの人に手伝ってもらって、このいこーよフェスタが完成しました。そして何よりコドモ記者のみんなが取材をして盛り上げてくれた、ありがとう!」と最後にお話してくれました。
学びと遊びがつながる場
「いこーよフェスタ2025」は、ただの体験型イベントではなく、企業の理念や哲学を子どもたちが、ワクワクして遊びながら肌で感じられる場でした。
「色」「音」「匂い」「味」「手触り」「写真」「科学」――。
五感をフルに使った取材体験を通じて、コドモ記者たちは自然に学びを得ることができたようです。
終わった後の「またやりたい人〜?」の掛け声にハイ、ハイ!と我先に、勢いよく手を挙げる記者たちの姿にそれが現れていました。
いこーよフェスタ運営の皆さま
コドモ記者たちのストレートな好奇心に全力で答えてくださった、各担当者の皆さま
ありがとうございました!
撮影:キムD
企画・運営について
いこーよフェスタとは?
身近な生活に隠された「カガク」の不思議をひも解き、知的好奇心をくすぐる、 見て 触れて 体験して 遊びながら学べる体験型イベントです。
アートデザインラボとは?
2024年第18回キッズデザイン賞(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)キッズデザイン協議会会長賞受賞。アートデザインラボは「すべての子どもたちの好奇心と表現を守る」をミッションに、2018年に世田谷区でスタートしました。好奇心とそこから生まれる表現は、人の大切な“根っこ”と考え、そのために「どんなこどもの好奇心も枯れさせない」というビジョンのもと活動しています。VUCA時代に求められるスキル(課題発見力、仮説構築力、共創力)を、自意識の芽生える4歳から育むことができるよう、「頭の中を、おどろかそう!」をコンセプトに、“問いを育てる”メソッドで子どもたちをサポートしています。






















「やってみたい!」がきらめく場所になった「いこーよフェスタ2025」バブ。このワクワクを胸に、また次の冒険へ一歩踏み出すバブよ。