妊娠・出産・育児日記

誕生日に思うこと

2007年12月27日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

20071228_457391.jpg

ひとつ歳をとりました。

誕生日といっても今年は実家だし、赤ん坊もいたりするので「もっとチヤホヤしてよ!」みたいな気持ちはなくウンポコさんも来ないし、静かに僧のような気持ちで、何だったら座禅でもして瀬戸内寂聴に過ごそう・・と思っていたら日付けが変わった途端アイスナインにいるおっ子から電話が来ておそらくそこにいる人たち全員と1人ずつ話してお祝いの言葉を頂き何だか飲みに行った気分になった。得した。
 
あと、メールとか花束とか、こういうのは女子として幾つになってもうれしいものですな。ありがたいことです。
わたしは人の誕生日を覚えていられない上にズボラなのでなかなか真似できないのですが本当にこういうちょっとした嬉しいことをタイミング外さずサラリとできるひとになりたい。

 

ハハになった途端、なんだか自分の人生の主役が自分でなくなってしまったような、レンに交代して隠居でもするか、もういいス自分は!みたいな錯覚が漠然とあったのだけれど(これってマタニティブルー?)
「いやいや、やっぱり自分の人生の主役は自分しかいないですよ」
というのを、この誕生日というタイミングでしっかり思い出させてくれるのは他者の、お友達の存在だったりするんだなと思いました。
ハハになったからと言って自分の事をサボっていいわけではなく。
なんか、32にして初めてしっかり生きていかねば!と思った(笑)。ていうか「もういいス自分は」っていう感覚の延長線上、いやすぐ隣に、母親オバさん化現象があるんじゃないかしら!?
おそろしや。。。気をつけねば。
 
最近、何かというと母が「そんなこっと、関係ねえ!」(微妙に間違っている)と言いながら足踏み+拳を地面に向かって振る動きをするので「前から気になってたけど、それなに?」と聞くと「よしお、って人の真似よ。1回で覚えちゃった!」
とサラリと言って返した。
 
そんな母(64歳)ですが、32年前にわたしを産んでくれてありがとう。
お正月に食べる漬け物をつけようとして、漬物石を持ったとたんに陣痛が来たそうです。