妊娠・出産・育児日記

ヘルパンギーナ

2009年8月8日:代表ブログ(2007年10月〜2010年10月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

初の妊娠、出産、育児。約4年間の記録。

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レンがこのところ、コドモの夏風邪代表選手ヘルパンギーナにかかってつらそうだった。高熱は一日だけだったけど熱が下がってからが大変で喉の奥に小さな水ぶくれがいくつも出来て(口内炎みたいな)それがつぶれてめちゃくちゃ痛そうなことといったらもう!
口に指をいれて「い、ちゃ、い、い、ちゃ、い(痛い痛い)」とカタコトでうったえてくるのが不憫でならない。
 
食べ物も温いのや味が濃いのはダメで、全部つめたくしたり離乳食みたいにドロドロにしたり、色々やってみたけどあんまり食べなくてこの数日、ほとんどお茶だけで過ごした。
唯一、あご出汁と卵だけで作った冷製茶碗蒸しだけは食べてくれてホッとした。やさしいプリンみたいな味がよかったのかな?
4日目あたりからやっと復活!
それにしてもコドモの病気って色々あるんだなあ。
「ヘルパンギーナ」なんて、こどもが居ない頃だったら「それ誰?」って感じだったと思う。今でもなかなか覚えられずにランボルギーニとかニルバーナとか言ってその都度訂正されていた。
 
この一週間の予定は泣く泣くキャンセルになってしまったけどまぁ仕方ない。こどもの病気ってブルドーザーみたいに親の予定をことごとくザザザーッと容赦なくなぎ倒し、きれいに平地にしてしまう。
そういうものだということ、最近になってようやくわかってきた気がする。
出歩けないので、レンが寝てる間はNHKばかり観ていた。
幻の番組を再放送する特集で観た「若い広場」とYOUがスンバラシくおもしろ過ぎて目が飛び出てガチョーンとなった。(80’S風)
約30年前の矢沢永吉とかYMOが惜しげもなくバンバン、インタビューに答えたりスタジオに来ている若者に音楽講座を教えたりするのだ。
巨匠たちの若い頃の、すでに大物感たっぷりな姿は言うまでもなく見応えがあったけどスタジオに観覧に来ている若者達の姿がどうにも気になった。80年代ビシバシのファッションはまぁいいとして
 
「メガネのレンズがでかい」「女子は前髪のボリュームが凄い」
 
とにかくその2つだ。その2つがハンパないのだ。
メガネのレンズなんて今の2倍は余裕である。
そして一般人の発言がもれなくタメ口。番組のカラーなのか?
「○○しちゃったりして~、○○しちゃってんのね」などとアラレちゃんも真っ青な大きい眼鏡をかけたニキビ面の一般男子が糸井重里とYMOの皆さんを前に喋っているのを見て「いい時代だったんだなあ」としみじみした。