ミルクジャポンブログ記事

はじめまして。春ですね。

2012年4月12日:ミルクジャポンブログ(2012年4月〜2016年9月)掲載からの転用

代表 平野聡子 / satoko hirano

ミルクジャポンブログに約4年間の連載。テーマはお出かけ。

ごあいさつ

わたしは、赤ちゃんのためのスマホアプリやイベント、ワークショップ、グッズなどの企画&デザインをするbaby toiという団体の代表をしております平野聡子と申します。

といっても4歳になる息子(こぶた体型/ソーセージ好き/のりもの狂)は幼稚園児なので、特に春休みの今は1日の大半を釣りごっこやカーチェイスごっこ、歌、とっ組み合い、仲直り、お片付けなどに費やしています。

 

とつぜんですが、わたしはなかなか家でじっとしてられない落ち着きのないたちです。

特にこの季節はうららかな春の風に誘われて、いてもたってもおられずどこかへお出かけしたくなるもの。

週末はよく息子と一緒にギャラリーや美術館めぐりをしたりイベントに出かけたりしています。

こちらのブログではそんなアートなおでかけ情報や、はたまたアートからは程遠いてんやわんや日常をお届けできたらいいなと思ってます。

 

わたしは地方の美大出身で学生時代はもちろん、社会人になってもギャラリーや美術館に足を運ぶ機会がよくありました。

そのせいか出産後、すごく身近で好きだった場所がとつぜん遠のいてしまったことがどうにもさみしくてやっぱり飛び出せ!とばかりに出かけたんですね。

そしたら、そこではじめて

「ガガーン!赤ちゃん連れ美術館ってなんてハードル高いんだ!」(ネガポジ反転)

と気が付いたんです。

逆に、行くまで気がつかなかったんです。

その時は産後のAHOAHOホルモン全開ですから。

 

注:AHOAHOホルモン【アホアホホルモン】とは?=産婦をボケーっとさせて思考能力限りなくゼロにしてしまう恐怖のホルモン。思うように頭が働かない状態はこのホルモンが大量に分泌されるため、、、という私の勝手な妄想。

 

赤子連れ=校庭に迷い込んだ犬!?

そもそも、美術館ってシーンとしてるわけですよ。

監視員の方が尼僧のように無我の境地で座ってらっしゃるし。

物音でもたてようもんなら即GO2hell(地獄行き)ですよ。

そのくらいの緊張感があります。

 

そこへ、ベビーカーの牧歌的なカラカラという車輪の音。

機嫌のわるい時はギャン泣き、よい時ですらうっくっくっと何かしら音をだしてる赤子。

そして、右手には赤ちゃんせんべい(もしもの時の口封じ)左手にはおもちゃ(もしもの時のあやしグッズ)を握りしめそんな楽しそうなものを両手に持ってるくせにうつろな目でおっかなびっくり挙動不審の母。

 

まー、浮きます。そりゃ浮きます。

小学校の校庭にいつの間にか犬がはいってきたぐらいのレベルで浮いてます。

 

そんな小学校の犬レベルで異質な存在だったわたしと息子が、いつのまにか子連れでアートを堪能できるまでになったその道のりを、次回からお届けしたいと思ってます。

 

なにとぞ、どうぞよろしくおねがいします。