みんなの出産エピソード

立ち会えるかわからない

2012年4月1日

ベイビートーイ編集部

全国のパパ・ママから聞いたみんなの出産エピソードをお届け。

両実家とも遠いのですが、生まれたばかりの赤ちゃんを夫に抱っこしてほしくて里帰りせず出産することにしていました。しかし、夫は仕事が忙しくいつも遅くまで残業があり、休日出勤もしばしばで有休も取れないということで立ち会える可能性は低そうでした。

そして、ついに陣痛に気付いたのは平日の夕方でした。最初お腹の張りと陣痛の違いに迷ってしまいましたが、実家の母に電話で相談すると陣痛だと言われ、慌てて病院に連絡しました。幸い病院がとても近かった為、5分間隔になるまで自宅待機ということになり、夫にはLINEでメッセージを送っておきました。仕事が終わるまで気付いてもらえないだろうなと思い、一人で病院に行ける準備をして待機していると、メッセージに気付いた夫がいつもより大分早く帰って来てくれました。

 

その後、5分間隔になるのを待って日付けが変わる頃に入院しました。最初は我慢できる程度の痛みでしたが、だんだん辛くなり意識も朦朧として心が折れそうでした。そんな時、隣の新生児室から赤ちゃんの泣き声が聞こえて励まされたのは覚えています。夫も懸命に腰をさすってくれました。そして、明け方やっと出て来てくれました。すぐに大きな泣き声が聞こえて、看護師さんが胸のところに抱かせてくれてました。思っていたよりすごく小さくて、でも力強く泣いてくれているその姿は言葉になりませんでした。その後、きれいにしてから夫が抱っこして横に連れて来て「ありがとう」と言ってくれました。

 

二人で赤ちゃんを包み込むようにして30分程特別な時間を過ごし、夫は出勤していきました。息子は空気を読んだのかちゃんと立ち会ってもらえるいい時間に出てきてくれました。

 

  • 赤ちゃんの今の月齢 : 9ヶ月
  • ニックネーム : ゆうちゃん
  • 性別 : 男の子
  • お住まい : 千葉県

パパさんが一緒に付き添ってくれて心強かったバブねぇ。きっと忙しいパパさんのことを想って赤ちゃんが合わせてくれたバブね☺︎